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成人になるまでに9割が感染~キス病~
2012/04/06(金) 14:00:00 | カテゴリ:マイノリティー
皆さんは、『EBウイルス』って知ってますか?
小生が以前、感染症の専門医に、
STD(性行為感染症)の取材をしていたところ、
こんな話を聞きました。
『厳密にはSTDに含まれませんが、
EBウイルスっていうのがあるんです。
いわゆるヘルペスの仲間で、
医師の間では、キス病なんて呼ばれています』
このEBウイルス、
実は成人になるまでに、約9割の人が感染しているようで・・・。
そこで今回は、『EBウイルス(キス病)』について調べてみました。
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キスでEBウイルスに感染すると・・・
キス病(伝染性単核球症)とは・・・
ヘルペスウイルスの仲間である、EBウイルスの感染によって起こる病気。
キスによる感染が多いので、米国や専門医の間では『キス病』とも呼ばれている。
これは、キスや飲み物の回し飲みなど、口からの感染が多いという理由からだ。
また、一般に伝染性単核球症のうち、
EBウイルスによる感染を『キス病』と呼ぶ。
一般に、このEBウイルスは、感染者の睡液の中にいる。
前述した通り、キスや飲み物の回し飲み、食べ物の口移しなどの際、
口経由で人に感染するのだ。
また、感染者の約15~20%は、無症状の状態でウイルスを持っている。
つまり、EBウイルスに感染していても、自覚症状の無い人もいるらしい。
【日本と米国の違い】
知らぬ間に感染して治る?
アメリカでは幼児期の感染率は20%と低く、
青年期で感染するケースが多いらしい。
アメリカの大学生の感染は、年間で10万人当たり、
1万2千人と言われている。
ところが、日本では2~3歳までに70%が感染し、
20歳代で90%以上の人が、抗体を持っている、
と言われている。
幼児期に感染すると、症状はほとんど出ないまま、抗体ができるらしい。
キスの習慣のある欧米では、比較的、幼児期の感染率が低い。
逆に、キスの習慣が欧米ほどではない、
日本の幼児期の感染率が高い原因は、よく分かっていないようだ。
だが、一般に、アジアやアフリカの人々の方が、
欧米諸国の人々よりも、初感染が早い傾向にあるという。
また、思春期以降に感染すると、約50%が発病するらしい。
だが、感染しても、ほとんどが数週間で自然に治るという。
前述したように、EBウイルスは、今では世界中に蔓延するヘルペスウイルスの仲間だ。
90%以上の人が、成人になるまでに感染するといわれている。
一般には唾液を介して感染が広がるが、
近年は衛生状態の改善や、離乳食の普及などで、乳幼児は感染を免れ、
思春期や、成人になってから感染する例が増えているという。
【キス病の症状】
異常なダルさ?!
キス病に感染すると・・・
疲れやすくなり、休んでも回復せず、
やがて発熱してリンパ節が腫れ、ダルさが増す。
いわゆる、『異常なダルさ』である。
また、症状は、発熱・リンパ節の腫れ・咽頭痛・頭痛・食欲不振が主な症状。
とにかく、『ダルい』と訴える。
そして、休んでも疲労感が抜けない。
血液検査では、リンパ球の増加・異型リンパ球が見つかり、
発症者の90%に、肝炎の併発が見られるという。
ウイルス感染の潜伏期間は、4~7週間。
頚(けい)部や、脇の下のリンパ節が腫れる。
39~40度の高熱が、1~2週間続くケースもある。
その間、体力は消耗する。
人によっては黄疸を認めることもあり、
肝臓や脾臓が腫れて、大きくなることもある。
EBウイルスは、熱が下がらないまま黄疸が出る。
このため、専門医による、ウイルス性肝炎との鑑別が必要だ。
日本では小児期に感染している人が多く、
症状のないまま、抗体ができていることが大半である。
一般的に、再感染はしないが、ヘルペスと同じように、
免疫力が低下した場合、発病することもある。
前述したが、思春期以降にEBウイルスに感染した場合、
約50%が発病するが、
約4~6週間で症状は自然になくなる、と言われている。
だが、人によっては、6ヵ月以上、症状が続く場合もある。
この場合は、重症化している可能性もあるので、専門医に相談すべきだ。
こうした感染症に詳しい専門家によると、
『EBウイルスは、人にガンを起こすウイルスとして、最初に発見されました。
アフリカのバーキットリンパ腫や、中国沿海部に多い、上咽頭ガンがそうです。
さらに、伝染性単核球症、ダンカン症候群、慢性活動性EBウイルス感染症、
1990年代以降には、一部の胃ガン、蚊アレルギー、
エイズ関連リンパ腫、種痘様水疱症、移植後リンパ増殖症など、
多くの病態に関与することが、わかっています』
ということである。
以上の事から、今回は、『EBウイルス(キス病)』について調べてみました。
今回の記事にもある通り、
『日本では2~3歳までに70%が感染し、20歳代で90%以上の人が、
抗体を持っている』
『感染者の約15~20%は、無症状の状態でウイルスを持っている』
『思春期以降に感染すると、約50%が発病するが、
感染しても、ほとんどが数週間で自然に治る』
というように、どうやら日本では、
多くの人が持っている、ウイルスのようです。
小生が話を聞いた医師も、
『EBウイルスに対して、あまり神経質になる必要はありませんが、
人によっては、感染すると重症化するケースもあので、
こういうウイルスもある、という事を、
どこか、頭の隅にでも、置いておくといいかもしれません』
と言っていました。
気になる人は、家族やパートナー以外とのキスや、
飲食物を介した接触は、避けたほうがいいかもしれません。
それでも、自分がEBウイルスに感染しているかどうか?
気になる人は、専門医に相談してみてください。
やはり、『たかがキス!』と思わず、相手は選ばないといけないのかもしれません。
<すすきタルン>
*伝染性単核球症のうち、EBウイルスによる感染を、
『キス病』というそうですが、
本稿は、読者に分かりやすく説明するため、
『EBウイルス=キス病』として書きました。
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以下読者のみなさまの反応
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