性と愛の研究室 - きゃらめる民族

メイド喫茶元オーナーの【女の子クイズ】第９２回

ヒトの本とかをけなすつもりはないのですが、
時々、他のヒトの恋愛ハウツーものなんかを読んでいますと、
こうすれば絶対女は落とせる、とか、
女の子に受けるセリフとか、恋愛完全マニュアルとか、
まあ、いろいろありますなあ。
しかし、一体、そんなもの本当にあるのか？
僕は、そんなものないと思いますよ。
でもね、じゃあ、恋愛のコツとか、恋愛のテクニックとかって
こと、全くないのか、っていうとそういうことでもない。
それを、まあ、一生懸命、あちこちで言っている訳です。
それってどういうことか？ちょっと説明させてください。










■たとえれば、野球、サッカー、相撲などに置き換えて考えてみる。

よく、とんちんかんな恋愛ハウツーものでは、
「こうすれば、絶対女は落ちる」「こういうセリフで、
女の子は股を開く」なんてくだりがあるのですが、
たとえば、それは、こういうフォームでバットを振れば、
必ずホームランが打てる！と言っているようなものです。
で、バットはこう持て、とか、こう振れ、その角度は、
とか、そういうことを言ってるようなもの。
そのとおりに振れば、絶対、来てくる球を打ち返せて、
絶対ホームランになる？
なる訳ありません。
だって、相手のピッチャーがどんな球を投げてくるのか、
わからないもの。
ストレートなのか、カーブなのか、フォークなのか。
だから、野球の天才イチローだって、打率は、３割なんぼ。
あとの６割何ぼは、討ち取られている訳です。
サッカーは、もっと大変。
例えば、シュートしてゴールを決めようと思っても、
相手ディフェンス、ゴールキーパー、いろいろな奴が、
邪魔しに来る。
相撲だってそう。相手が突っ張ってくるのか、
まわしを取りに来るのかで、全然展開が違ってくる。


■相手があることに絶対はないのだ

つまり、スポーツに限らず、相手があることっていうのに、
絶対はないっていうこと。こうこうこういうフォームで
こういうタイミングでふれば、絶対ヒットが出る、
なんてことはないのだ。
つまり、いい打者というのは、相手がどう出てくるかを、
予想したり、瞬時に判断して、タイミングを変えて、
対応できるヒトのこと。
これは、恋愛にも通じる。
スポーツならわかる話なのに、これが恋愛の話となると、
わからなくなるヒトが出てくる。


■もちろん、テクニックのうまい下手はある。

しかし、だからと言って、じゃあ恋愛なんて、
出たとこ勝負だ、テクニックなんてないんだ、
と言うつもりもない。
野球だって、イチローもいれば、
へぼ打者もいるようなものだ。
そこで、普段のトレーニング方法とか、
基本的なフォームとか、基礎的な上達法なら、
多少は、アドバイスできるよ、ってなもんだ。
まずは、女の子を少し冷静に、観察、分析すること。
それから、女の子は、女の子である前に、
ひとりの人間、人格である、ということを
意識すること。
当たり前のことなんですが、時々、
女の子っていうのも、人間なんだよな、
ということを忘れてしまっているような
発想しかしないようなヒトがいるので。
当然ながら、そういうヒトは、まずモテない。
それは、男子をそういうふうに見る女子も同じであります。








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