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女性の約6割がSEXに関心ナシ?!




 日本家族計画協会の調査によると、16~19歳の若者のうち、男性では36%、女性では59%が、『セックスに関心がない』、または『セックスに嫌悪感がある』と答えたという。
 なぜ若者が異性やセックスに関心を示さなくなったか?
 専門家(社会学者)によれば、最近の若者は、交際を始めても、セックスをして数ヶ月で別れるカップルが増えているらしい。

 つまり、かつては『恋人』『彼氏・彼女』と言われた交際相手の存在が、現在では、『たんなんるセックスフレンド(セフレ)』になっている傾向があるという。

 若者が異性と真剣に付き合わないのは、『めんどくさい』とか、『もっとほかに楽しいことがある』などが、主な理由としてあげられるという。

 そこで今回は、『若者とセックス』について考えてみます。

 







【周囲から『イタい』と思われるような事はしない?!】




会ってすぐSEXは当たり前・・・


 前出の専門家によれば、
『今の若者は、周囲から「イタい!」と思われることを極度に嫌います』
 ということだ。

 どうやら、こうした周囲の目を気にする事が、異性との関係にも影響している可能性があるらしい。

『イタい』とは、元々は『痛々しい』に由来するもので、何かに真剣になっている人を見下す若者言葉だとか・・・。

 例えば、バンド活動に熱をあげたり、政治的な立場から反原発デモに参加することなども、今の若者のあいだでは『イタい』行動に含まれるらしい。
 そのため、好きな異性に夢中になることも、『イタい』ものと捉えられてしまうのだという。
 
 つまり、若者の間には、周囲から『イタい奴』だと思われたくないがために、異性と真剣に交際することさえ、躊躇する(ためらう)傾向があるというのだ。



【インスタントセックス】




夜の街に消える若いカップル・・・


 その一方で、こんな話もある。
 ある報道で、『インスタントセックス』というキーワードを目にした。

『彼氏なんて数日おきに、とりかえる!っしょ』(10代女性)
『会ったばかりでも、SEXは当たり前!』(10代男性)

 若者の間では、安易に即座に性行為に及ぶ、『インスタントセックス』というのが流行っているそうだ。
 もちろん、全ての若者が含まれるわけではない。

 もう十数年以上、繁華街に自ら出向いて、若者を中心にボランティアでSTD検査(HIVなどを含む性行為感染症)を続けてきた産婦人科医は言う。
『性感染症患者は10代の若者に蔓延しています。
 エイズ感染者も低年齢化の傾向をたどっているんです。
 以前から言われている事ですが、学校や家庭での性教育が現状に追いついていない』

 と警鐘を鳴らす。

 若者に何が起きているのか?

 彼らはまるで気軽に遊び相手を探すかのように、携帯を手に自分の都合に合う相手を探す。



【件名】

 今夜セックスしませんか?もうガマンできないの。


【メッセージ】

 今すぐにでもセックスがしたいです。この時間でも会えたら・・・



 使われるのは主に、『出会い系サイト』のようで、その日の予定が合う相手と歓楽街で待ち合わせて、食事でもするかのようにホテルに向かう。
 こうした書き込みは、お金目的だったかつての援助交際とは違い、そこには金銭の授受は無いケースが多いらしい。

『相手に束縛されるのが嫌だ』(10代男性)
『寂しいときとか、誰かと一緒にいたい』(10代女性)

 インタビューをしても、あまり多くを語らない若者たちだが、その背景には、どうやら、『社会への不信感』があるようだ。
 学校を卒業しても就職活動が上手く行かなかったり、就職しても続かない若者も多い。
 不景気の波の中、必死で生きる彼らの親たちも、それほど多くの時間を子供のために割けないようだ。

 昨年、震災や原発事故の影響で『家族の絆』が見直されたが、なかなか冷めない原発の炉心温度とは反比例して、家族熱の方が冷めやすいのかも・・・。

 だが、こうした問題を、評論家のように『社会が悪い』とか、『大人が悪い』というのも違う気がする。
 若者たちも、彼らなりに必死で生きていて、抱えている不安やストレスを、他人に迷惑をかけないように処理しているようにも見えた。

 老婆心ながら、近い将来、これから子を持つ世代の、STD(HIVなどを含む性行為感染症)感染の心配はあるのだが・・・。



 以上の事から、今回は『若者とセックス』について調べてみました。
 男性の36%、女性の59%が、『セックスに関心がない』、または『セックスに嫌悪感がある』と答えたわりには、一部では気軽に相手を選ぶ、『インスタントセックス』なるものが流行しているようです。

 その影には、『周囲からイタい奴と思われたくない』という、若者特有の意識が見えてきました。
 好きな事や交際相手に夢中になるのさえも、『イタい事』に含まれてしまうのというのは、時代背景もあるのでしょうか?
 その根底には、長引く不景気や保護者との関係など、『社会への不信感』があるようですが・・・。


 そういえば、こんな言葉を思い出しました。

『配られたカードで勝負するしかないのさ・・・それがどういう意味であれ・・・』(スヌーピーの名言より)


 <すすきタルン>
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