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【メイド喫茶オーナー】自己チュウ女子増殖中



メイド喫茶元オーナーの【女の子クイズ】第36回

最近、ひとり旅をする女子が増えているんだそうです。
それから、ひとり焼肉とか、ひとりカラオケとか、ひとりなんとか。
そこで、わたくし、
「ひとりなんとか」に、はまる女子をレポートしてみました。








■気を使う彼氏に「うざい!」

「ヒロNさん!あたし、この前ディズニーランドに行ってきたんですよ!
楽しかったです!」
「へええ、そりゃよかったね。で、誰と行ったの?」
「え?ひとりですけど」
ひとり?え?ひとり?
ひとりディズニーランドって、昔、友達うちでは、
罰ゲームのメニューとして、冗談に上る話だったんですけど。
沢山のカップルとか親子連れとかいる中で、たったひとり、
ディズニーランドで一日過ごす。
楽しいのか?ほんとに。辛くないのか?ほんとに。
おれなら、一日で性格変わっちゃうよ。
一日でやな奴になっちゃうよ。
いや、むしろ一日で、目の澄んだヒトに
なっちゃうかもしれないな。

最近は、女の子のひとり旅も増えているのだとか、
で、どうして、ひとり旅を選ぶのか、聞いてみました。
「ヒトに気を使うのがいやなので」とか。
しかし、こういう子に限って、全然ヒトに気を使わない
わがまま放題な子が多い。普段、ヒトに気なんか全然使わん
くせに、「ヒトと一緒だと気を使うからいや!」などと抜かすのだ。
こういう子は、デートなんかでも、非常に自己チュウ行動が目立つ。
気を使っているのは、むしろ彼氏のほうだったりして。
すると、こんなことを言う。
「なんだか、いかにも、あたしに気を使ってますっていう
態度がうざい!うざい!うざい!うざい!」



■自己チュウに自己嫌悪

でも、ちょっと、こういう子でも、肩を持ってあげると、
こういう子の中には、自分でも
「自分ってわがままだなあ、ヒトに迷惑かけてるよなあ」
という自己嫌悪がある場合もあるらしい。
だから、なるべく、ヒトに迷惑をかけないように、
ひとりなんとか、に走るんだそうです。
まあ、考えてみると、自分のわがままゆえに、
孤独になっちゃう、ということなので、
本当は、かわいそうなヒトなのかもしれませんね、
こういうヒトは。
ま、あんまり付き合いたくないけど。


■どこまで行くんだ、おひとり様女子!

最近は、このおひとり様需要に応えるいろいろな商売、
サービスも出てきているから、お金さえあれば、
そんなに不便はないかもしれません。
でもね、「恋愛」だけは、おひとり様って訳には行かない。
これには、どうしても相手がいるんだと思うんだけど。
って、ある「おひとり様女子」に言ったら、
「大丈夫ですよ!2次元もあるし。妄想もあるし」
だそうです。

しかし、これって、なんか、おひとり様女子だから、
注目されてることなんで、
男子なんか、すでに、結構、もう、そういうヒトが
いっぱいいて、注目もされてない、ってことなのかな、
とも思うんですよ。
なんだか、男子ってちょっと気の毒な気がしてきた。

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ライター:ヒロN
コラムニスト。コピーライター。プランナー。1958年生まれ。生物学的にはおっさんですが、精神年齢的には、中学生程度です。2005年から2008年 までメイド喫茶を経営。その経験を活かし、「女の子の取扱い説明書」なる本を書きました。著書「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」「男 のダイエット」「脱力系シニアライフのすすめ。」(いずれも無双舎刊)震災、災害時のサバイバル法「ヒロN式サバイバル読本・耐災力」「女の子の取扱い講座」「ヒロN式日本昔話」小説「一休さんと野盗弥太」電子出版にて発売中。

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