ウマいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ちそば放浪記」。以前、最強の邪道そば屋『南天』をご紹介した。では、「立ちそばの王道とは何か?」と言えば、これは間違いなく天ぷらそばだろう。
かの大ヒットバスケット漫画『スラムダンク』で「リバウンドを制する者は試合を制す」という名言があったが、これを立ちそば界に当てはめるなら、「天ぷらを制する者は立ちそばを制す」である。ゆえに、天ぷらを極めんとする店は後を絶たない。今回ご紹介する店もまた、そんな高みを目指すそば屋の一つだ。
ウマいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ちそば放浪記」。以前、最強の邪道そば屋『南天』をご紹介した。では、「立ちそばの王道とは何か?」と言えば、これは間違いなく天ぷらそばだろう。
かの大ヒットバスケット漫画『スラムダンク』で「リバウンドを制する者は試合を制す」という名言があったが、これを立ちそば界に当てはめるなら、「天ぷらを制する者は立ちそばを制す」である。ゆえに、天ぷらを極めんとする店は後を絶たない。今回ご紹介する店もまた、そんな高みを目指すそば屋の一つだ。
訪れたのは東京・秋葉原。萌え狂うオタク街から駅を挟んで逆側にひっそりと佇む『そば処 二葉』が今回の舞台だ。外観は小奇麗でとても入りやすい雰囲気のため、一見(いちげん)さんでも気楽に入ることができるだろう。
まず、メニューを見て驚いたのは天ぷらの種類の豊富さだ。かき揚げだけでも、通常のタイプに加えて「アサリかき揚げ」、「貝柱かき揚げ」と三種類用意されているし、「しい茸天 110円」、「にんじん天 80円」等のリーズナブルなトッピングにも惹かれる。全部食べてみたい……、しかしそれは無理なので貝柱かき揚げを注文。
天ぷらを一口食べてみると、種類が豊富なだけではなく味にもこだわっていることが分かる。サクサクの衣に包まれた貝柱は甘辛いつゆとの相性も良い。玉ねぎが良い感じに爽やかさを出すアクセントになっていて、つゆのしみたかき揚げは絶品と言える。そばもヴォリューム満点で、大体のメニューがトッピング込み400円以内と考えると相当なコスパの良さだ。
一つ注意点を挙げるなら、この店の注文方法についてである。まず来店一番、店員さんがそばかうどんかを聞いてくるため、麺の種類を答えよう。そうすると、店員さんが麺を盛り始めるので、その間に天ぷらを選んで伝える。麺をチョイスする段階で、トッピングも全部注文しなきゃと思って時間をかけてしまうと、「初めて感」が出てしまい恥ずかしいので気をつけよう。私は恥ずかしかったぞ!
上記の注意点さえ気をつければ、ここはまぎれもなく“天ぷらそばの聖地” と呼んでもいいだろう。天ぷらの種類とコスパの良さは群をぬいている。天ぷらそばマニアは是非行ってみてくれ!
店名 そば処 二葉
住所 東京都千代田区神田和泉町1-4-6 西川ビル 1F
営業時間 平日7:30~17:00
定休日 土、日、祝
以下読者のみなさまの反応
コメントの投稿