性と愛の研究室 - きゃらめる民族

夏といえば「初体験」です。

昭和の歌謡曲によくみられるように、なぜか、夏には「初めての体験」という言葉がよく似合います。ある調査によりますと、「童貞を失った季節」は「夏（６～８月）」が36.5％でダントツ一位となっています。イメージだけでなく、本当に夏に初体験をするという人が多いのですね。

さらに、その調査によれば、60％以上の男性が20歳までに初体験をすませているということなのです。

そう聞くと、いまだに童貞だと気になりますか？

オランダのアムステルダムには、一歩踏み出せないままいいトシを迎えてしまった童貞君のための学校が存在します。










その名も、バージン・スクール


こんな先生に指導されたい・・・


童貞なんて、言わなきゃわからないんだし、特に気にすることもないでしょう。でも、やっぱりある程度の年齢になると、相手にどう思われるのかというよりも、自分自身が気後れしてしまうのかもしれませんね。

このバージン・スクールはアムステルダムに実在するもので、ドキュメンタリーとして欧州各国で放送されたこともあります。

ドキュメンタリーに登場するのは26歳のイギリス人男性。彼は小さい頃に女の子にいじめられたトラウマから女性に接するのが臆病になり、いまだに童貞。その彼が、このままじゃいけないと一大決心してバージン・スクールの門を叩きます。


バージン・スクールですることは？


４ヶ月のコースで、これだけのことをします。


■　男性としての自信を付けさせる

ジムで身体を鍛えたり、マナーや服のコーディネートなどのアドバイスをして男性としての魅力をアップさせます。

■　女性の身体の仕組みを知る

女性コーチが、本や自分の身体を使って詳しく説明してくれます。


■　女性との接近に慣れる

ヨガやマッサージで リラックスしたあとに少しずつ服を脱がせていったりして、女性との距離を心身ともに縮める練習をします。



こんな感じなんですが・・・。（ドキュメンタリー「Virgin School」より）


■　女性との実技

これまで学んだセックスの基本を、実際に女性コーチとともに試してみます。ここで晴れて童貞卒業です。


このように、心の準備から実践まで、ベテラン女性コーチが手取り足取り懇切丁寧に指導してくれます。


ドキュメンタリーに登場した男性は、バージン・スクールで学んだことを糧にして、今度は本当に自分が愛する女性と出会いたいと結んでいました。このスクールでの経験で、男としての自分に自信がついたことでしょう。

２ヶ月ほど前、日本でも「成人合宿」がニュースに取り上げられて騒ぎになっていましたが、やりかたはどうあれ、こういう性を教える学校があってもいいのかもしれませんね。


文／峰フジカ

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