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飾りじゃないのよ、おっぱいは。



アンジェリーナ・ジョリーが乳腺切除。

彼女は遺伝的に、将来乳ガンになる可能性が非常に高いと判断されたうえで乳房のなかにある乳腺を取り去ってしまう手術に臨んだのです。こうすることで、乳ガンの発生リスクはかなり低くなるようです。

乳腺があったところをそのまま空っぽにしておくわけにはいきません。乳房の中には、詰め物としてインプラントを入れたそうです。インプラントとは、豊胸手術する時と同じように生理食塩水のバッグなどを入れることだと思います。豊胸手術でリスクがあることを考えると、これはこれでガンとはまた別のリスクが出てきたりすることもあるのではと、心配に思わなくもありません。










アンジーのように医学的な理由から乳房にメスを入れる人がいるかと思えば、別の理由から豊胸手術に踏み切る人もいます。


男性にしてみたら、女性のおっぱいは身体の中でも特に気になってしまう部分です。メディアでも話題になるのは、胸が小さいより大きい女性。グラドル、アニメのキャラクターはもちろん、裸を売り物にしていない女性芸能人までも、男性の間で話題になるのはおっぱいの大きさ。

もう、こうなると、女性も胸は大きくなければ価値はないといったような思い込みをし始める女性が続出します。実際には、天然巨乳女性はそれなりの悩みを持っているものですが、巨乳に憧れる女性はそんなことは考えていません。


やっぱり、こんな服をカッコよく着たいし♪


確かに大きな胸は、カッコイイ。ルパン三世の峰不二子を理想の体型とする女性も多いし、それに憧れる気持ちもわかります。美容整形と同じで、手術を受ける本人が満足して、術後にポジティブな気持ちになれるのならそれはそれでいいという気もします。でも、豊胸手術を受けるのなら、それに伴うリスクもよく考えてきちんと納得してからでないといけません。豊胸は風船を膨らますのとはわけが違います。



【豊胸手術をすると・・・】


☆ 一回入れればそのまんまというわけにはいきません。何年かごとにチェックやメンテが必要になります。
☆ 胸に入れたバッグの劣化や事故などによる破損があれば、手術で取り出さなければいけません。身体への影響は?
☆ バッグが乳ガン検診の妨げになり、結果として乳ガンの発見が遅れることがあるという報告があります。
☆ 胸の脂肪が石灰化して、乳ガンのシコリと判断がつきにくくなります。
☆ 脂肪注入法では、せっかく豊胸しても定着せずシコリになると切除が必要になります。
☆ バッグの挿入の仕方によりますが、乳腺が傷ついていると赤ちゃんへ母乳があげられないことがあります。



今後も、新しくリスクが発見されるかもしれません。


必要がないのならおっぱいに手は入れず、自然のままのほうがいいと個人的には思うのですけどね。

貧乳上等じゃないですか。小さいなら小さいおっぱいを愛してくれる人を選べばいいし、おっぱいの機能を果たしているならそれでいいのです。それでも気になるなら、鶏肉を食べてマッサージに励みましょう。マッサージのやり方によって、1カップぶんくらいは本当にアップします。


おっぱいは、見た目だけじゃなくて中身も大切。日頃からケアを怠らずにかわいがってやってください。



文/峰フジカ @おっぱいの定期健診も忘れずに!
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