性と愛の研究室 - きゃらめる民族

ごめん～今日は頭痛いから・・・寝てもいい？

週末の泊まりデート。今日はガンガンやりまくるぜ～と意気込んだものの、彼女は「今日は頭痛いから寝かせて」の声。そうかそうか、じゃあセックスしたほうがいいよ。なんたって、セックスは頭痛を直すんだから。「え？やっぱり生理痛だって？」おい、本当かよ。








■セックスが頭痛に効く？

セックスが、鎮痛薬と同程度に頭痛を緩和する効果があるとする研究が、国際頭痛学会の専門誌「セファラルジア（Cephalalgia、頭痛）」に掲載された。研究チームによると、約1000人を対象にしたこの調査「偏頭痛に苦しむ人の半数が、パートナーとのセックスの後に頭痛が緩和されていたことが分かった。」としている。なんでも、鎮痛効果があるエンドルフィンという脳内物質が、セックスをすることによって分泌されることを指摘。これにより頭痛の緩和や解消の可能性が期待できるという。これで「セックスをしない（したくない）言い訳」としてい使われてきた「頭痛」が、実は「治療手段」としてとても有効だ、と報告している。



■これだけじゃちょっと不安
さあ、これで彼女の言い訳を一つ潰せたわけだが、これだけじゃ不安～という君に、頭痛に効く「ツボ」を伝授しよう。このコラムにも何回か登場してもらったマッサージ師の友人だ。ここでは「性感ツボ」の達人として紹介しているが、本職は「腕のイイ」マッサージ師。彼曰く「頭痛は長時間同じ姿勢でいたり、緊張したりすると頭痛や肩こりがおこる。脳内物質だかなんだか分からんが、ようはリラックスさせて、かつ気持ち良くさせてあげれば、頭痛だって直るんじゃないか」と。代表的ですぐに使えるツボを紹介するぞ。

◯合谷（ごうこく）

合谷は親指と人差し指の付け根あたりにあるツボ。キスしながら押すといいツボの一つだ。彼女の手を包み込みながら、親指でぐ～と押さえながらフレンチキス。包み込む安心感と、ツボをを押すことによる血行の流れで、彼女の感度も増すことだろう。


◯天柱（てんちゅう）

このツボは後頭と首のあたりで、首の骨の両側にある。ここもキスをしながら押したいツボだ。彼女の髪を後ろから掻きあげるようにツボを押さえる。キスはフレンチからディープに。彼女が逃げられなうように全体的に頭を抱え込んで押してみよう。


■話を研究チームに戻して

脳内物質のエンドルフィンについて。これはモルヒネと同じ作用を示す化学物質で、脳内麻薬とも呼ばれている。マラソンを長時間走っていて、脚がつらいけど何だか気持ちいい、いわゆるランナーズハイの状態のときはこのエンドルフィンが分泌されていると言われている。性行為のときに分泌されるβエンドルフィンは、モルヒネの６．５倍の鎮痛効果があり、ドーパミン遊離を促進させ多幸感をもたらすとされる。どんどんセックスをして、頭痛も直して幸せな気分になろう。でも、ちょっと待てよ。これ結局は、満足度の高いセックス、ようはセックスで気持ち良くならないと、エンドルフィンが分泌されない＝鎮痛効果が期待できない、ってこと。あ～やっぱりセックスにテクニックは大事？ってことか？？


今後も「セックスにもう一つのコミュニケーションを」、を合言葉にセックスライフに役立つ、プラスアルファの知識を提供していきます。

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• そ、「即入れ」?！　いまだにそんな人が存在するとは！