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2000人超を対象にした不妊調査が生々しい


■夫婦の間にできる溝

夫婦の仲を微妙な感じにする要素は数多くあります。性格の不一致、生活時間帯の違い、浮気・猜疑心、そして夜の問題・・・そして夫婦として最も大きな問題、『子供ができない』ということ。

不妊はどんなに仲の良い夫婦であっても大きな心の溝となる問題。授かりものとはわかっていても不安や焦りが二人の心の隙間に入り込んでしまうものです。


イギリスのTV局が大規模な不妊アンケートを取りました。そこには不妊に悩む夫婦の本当の姿があります。









近年の研究では男女ともに肥満であると精子や卵子の質に影響を及ぼし不妊になりやすいことがわかっています。またクラミジアなどの性感染症なども生殖能力に大きく影響することがわかってきています。

またここ数年、高齢出産も進んできていると言われています。厚生労働省2009年の「人口動態統計月報年計」によれば高齢出産の割合が22.5%と4年前に比べて6%上昇したことが示されています。

高齢出産の理由には様々ありますが、女性の社会進出はもちろん不妊の問題も含まれています。


高齢出産や不妊に悩む夫婦の増加は先進国でよく見られ、イギリスでも40歳以上の高齢出産件数が20年前に比べて3倍以上に膨れ上がったと言われています。






そんな状況の中、イギリスの大手民間放送局ITVで不妊に関する調査が行われました。2000人以上の夫婦を対象に行われ、子供を望むも不妊に悩む男女の生々しい光景がそこにはあります。

調査によるとこんなことがわかっています。


・1年以上不妊治療に励む夫婦:18%
・不妊の原因が男性側にある:7%
・不妊の原因が女性側にある:11%
・喫煙、飲酒は不妊治療に悪影響である:76%


1年以上不妊に悩み治療を受けるも子供が授かれない状況。それに悶々としつつも治療を続けなければいけない・・・そんな日々を送っているのです。




またこうした不妊治療に励み子作りを目指すカップルのうち22%は夜の生活に大きな悩みを持っているのだそうです。その悩みとは


『妊娠できないストレス』
『子作りという作業になるセックス』


人間はセックスを楽しめる動物です。とはいえセックスの本質はやはり“子作り”。愛し合い、夫婦となり、二人の愛する子供が欲しい・・・そう思い日々セックスに励むも子供ができない現実。いつしかセックスはストレスとなり、子作りのための機械的作業となってしまうのです。






また不妊治療を続ける夫婦の28%は「体外受精の治療こそが最も適切だ」と考えているといいます。確かに様々な不妊治療を受け続け、子作りのためのセックスを続けても授からない・・・これは大きなストレスになります。体外受精はそういった夫婦にとって最後にして最大の望みともいえるものでしょう。


しかしイギリスでは不妊治療そのものが高額であると言われ、NHS(国民保健サービス)の病院を使い少しでも安く・・・と思っても順番待ちがあり2年以上待たされるケースもあるのだとか。







非常に難しく精神的にも肉体的にも大変なパワーを必要とする不妊治療。しかしそれでも「二人の子供が欲しい」という強い想いがあるからこそ頑張れるのかもしれません。


イギリスのある産婦人科医はこう言います。


「社会の移り変わりで高齢出産が増えているが、できることなら35歳より前に出産・不妊治療することが望ましいでしょう。今欲しくなくとも先に治療を受けておけばその後の展開に大きな違いがあります」


まったくもって正しい意見ではありますが、産むつもりの無い段階で高いお金を払って検査・治療をするか・・・と言われれば難しい気もします。とりあえずは日々の生活習慣を気をつけたり、早くいい人見つけるということが一番なのかもしれませんね。




文・編集/麹町敏郎
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