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ミネソタ大学が学生のために「女性のオーガズム講義」を開催するそうです


■学生ためのオーガズム研究会

社会的にオープンになってきたとはいえ、セックスの話をおおっぴらにしたり友人や家庭で共有するということはまだまだ難しいものがあります。
昔よりは情報を得る機会が増えてはいますが、その情報がさらなる知識欲につながったり不安などを煽ることもあり得ます。


アメリカの大学で「女性のオーガズム」と題されたシンポジウムが計画されているようです。










ミネソタ大学ではこの春に開催されるシンポジウムの一つとして『女性のオーガズム(The Female Orgasm)』というものが計画されています。





大学のHPにもしっかりと記載され、4月10日に2時間の講義が開催されるとのことです。男女問わず受講することが可能で、カップルでの受講も予想されます。


大学の公式イベント情報によると

「いろいろなオーガズムの種類やGスポットの神秘などを学んでみてください。
初めてのオーガズムを迎えるには?より良いオーガズムを迎えるには?ガールフレンドをオーガズムに導く方法は?それら全てをケイト&マーシャルがお教えいたします。」


とのことで、性研究家のケイト氏とマーシャル氏によって2時間の濃密で突っ込んだ講義が行われるようです。


ちなみにプログラムの一部はこんな感じ


・メディアの情報の選び取り方
・身体を大事にすることと肉体的喜びとをリンクさせる
・グループによる意見交換会

などなど・・・








ミネソタの学生は17歳で入学し平均年齢は21歳とされています。そのため性に関する興味は確かに多い年頃でしょう。とはいえ、大学が学生向けに性に対してここまでオープンになるにはいろいろと決断があったはずです。

大学のスポークスマンはこう言います。


「大学という一つの研究機関として、我々は人間の性を含むその他幅広い話題を研究・出版・教育してきます」


つまりあくまでも大学の役割である『研究』という枠組みからは少しもはみ出るものではなく、むしろ率先して研究すべきことだと考えているようなのです。



HPにはこう書かれています。


「このシンポジウムにやましいことは何一つありません。ありきたりな議題はもちろん、危険な議題もありません」







大学が率先して一般の学生向けにここまで突っ込んで性に関するシンポジウムを開くというのはあまり聞いたことがありません。恐らく有名大学では初の試みでしょう。
もしこのシンポジウムが成功を収めることができれば、今後他の大学でもこうしたセックス&オーガズムシンポジウムが流行るかもしれませんね。

日本でも慶応あたりがやったら面白いな、やりそうだなとか思うのですがどうでしょう?もしやるようだったら参加してみたいものですね。




文・編集/麹町敏郎
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