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別れ方で男の価値がわかる?




 最近、TVのワイドショーで世間を騒がせている俳優の寺田農(69)。
 芸能界でも有名なAV好きとして知られ、過去には自身でメガホンを取ったこともあるほどです。

 報道などで知っている人も多いかもしれませんが、事実婚の関係にあったとされる尾台あけみさん(55)から、慰謝料を求めて訴えられました。

 とかく、男女が別れるときに揉める理由で『お金絡み』というのは、昔からよくある話ですが・・・。

『別れ方で男の価値がわかる』なんて言う人もいるようです。

 そこで今回は、『別れるときのお金』について調べてみました。









【100万円なら払うよ!・・・相手の女性が激怒】




寺田氏と10年間・・・事実婚の関係にあったという尾台あけみさん(55)


 寺田氏は昨年、35歳年下の女性(Bさん)と再婚したとの報道があった。
 しかし、その直後に、再婚女性とは別に10年間、事実婚の関係にあった女性の存在が分かったという。

 これをスクープした、週刊誌の直撃取材に、寺田氏は経緯を語ったらしい。
 ところが、これに怒ったのが、当事者の尾台あけみさんである。
 
 2人の交際が始まった10年前は、寺田氏は前妻(Aさん)と婚姻関係にあったらしい。
『(今の妻Aと)離婚するまで待って欲しい』という寺田氏の言葉を信じて、約10年間。

 尾台さんからすれば、寺田氏がAさんと別れるまで待っていた。
 だが、Aさんとの離婚後、寺田氏は自分ではないBさんと結婚してしまったのだ。
 
 この時、寺田氏は、
『(事実婚を認め、慰謝料として)100万円なら払うよ!』
 と言ったらしい。
『私の10年間は100万円ですか?』
 と、尾台さんは涙ながらにTVで訴えていた。

 離婚問題に詳しい専門家(弁護士)によると、
『こうしたケースの慰謝料は、
 一般的には数十万円から100万円程度でしょうか。
 しかし、今回のケースでは、寺田さんが有名人ということもあるので、
 200万~300円くらいが、認められるようなケースかもしれません』


 また、専門家(弁護士)によっても、慰謝料の金額には意見が分かれるようだ。
 このケースでは、2人の交際当初が不倫関係だったため、『婚約』の時期も争点になるという。

 一般的に、一方が婚姻期間中の婚約は、原則として認められない。
 つまり、不倫関係にある相手に求婚されても、『結婚しよう』イコール『婚約』とはならないのだ。

 この慰謝料の他にも、金銭面で争点があるようで、文字通り、『ドロ沼の様相』である。

 いずれにしても、俳優・寺田農にとって、今回のトラブルによるイメージダウンは避けられないだろう。



【交際していた女性からの要求金額をポン!と渡した男】




指1本出すから100万円だっと思ったら・・・


 コメディアンの志村けん(61)は、過去に交際していた女性に1000万円の慰謝料を渡したという話がある。
 これは、本人が述べていたものだ。

『以前、付き合っていた女の人と別れ話をしているときに、相手が泣いているんだよ。
 参ったな~と思っていたら、やがて泣き止んで』

『別れるのはいいの。分かったわ・・・。
 でも、結婚すると思っていたから、働いてないでしょ。
 だから、しばらく生活の面倒を見て欲しいの』


『ああ、分かった。いいよ、いくら?』
『・・・(無言で指1本を出す)』

『(100万か?)100万円ならいいよ。分かった』
『ちょっと、ケタが1つ違うんじゃない?』

 それで、周囲からお金を渡したのかを聞かれると、
『まあ、自分でしたことだからね。お金で済めばと思って・・・。
 身の回りの世話も、してくれていたしね』




その額・・・1000万円!



 
 女性との婚約の有無や、同棲していたかどうかは不明だが、やはり、お笑い界の重鎮は、太っ腹なのだろうか。



【離婚後に10年以上 養育費を払う男は11.0%?!】




離婚直後の数年は26.0%だが・・・


 一方、慰謝料とは違って、分割で払う養育費は未払いが多いらしい。
 一般的なケースでは、特別な取り決めが無い場合は、慰謝料は原則として一括払いである。

 例えば離婚などの際に、主に精神的な苦痛に対して支払われるのが慰謝料で、子供がいる場合には養育費も必要だ。
 ところが、離婚した夫婦に子供がいる場合、離婚後の養育費となると、通常は毎月の分割払いだ。

 この養育費がクセ者で、払わない男性は多いらしい。

 少し前のデータになるが、厚生労働省の調査(平成15年)によると、離婚した父親からの養育費の受給状況は、『離婚後0~2年』の母子世帯で、『現在も受けている』は26.0 %。

『過去に受けたことがある』が8.3%で、65.7%は、『受けたことがない』とのことだ。

 これが、『離婚後10年以上』になると、『現在も受けている』は11.0 %に下がる。

『過去に受けたことがある』が23.6%で増えているが、残り65.4%は、『受けたことがない』で、ほぼ横ばいである。

 調査によれば、『調停離婚』の方が、『協議離婚』よりも、養育費を現在も受けている割合が高くなっている、というが。

 やはり、『時間が経てば払いたくなくなる?』のだろうか・・・。

 参考までに、養育費の金額は、一世帯あたりの平均月額で、44,600円(子供1人につき)だという。



 以上の事から、今回は、『別れるときのお金』について調べてみました。
 
 そういえば昔から、『金の切れ目が縁の切れ目』と言います。

 しかし、古くから商人の心得のひとつに、『損(そん)して得(とく)取れ』という言葉もあります。
 これは、『初めは損をしても、それを元に大きな利益を得るように・・・』という意味だとか。

 今回のスキャンダルによって、結果的にイメージダウンになった寺田氏。
 一方で、お笑い界の重鎮である志村けんは、1000万円を渡してキレイに?女性と別れました。

『お金で済めば・・・』とは、決して良い解決方法では無いかもしれません。
 しかし、それなりの年齢の人が、それすらしないと、『ドロ沼』になるケースもあるようです。


 <すすきタルン>
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