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夜の女性たちは大忙し?!被災地の復興バブル




 昨年、『風俗嬢になる被災女性たち』という記事を書きました。
 仕事を求めて被災地から都会に上京した女性たちが、言葉巧みな一部の悪質な風俗業者に、『ピンハネ(食い物に)』されている、という内容です。

 今なお、放射能で汚染されたガレキ処理の問題はあるものの、復興関連の予算がつきました。
 そして被災地では、ようやく復旧・復興が本格化したようです。
 
 ところが、お金が落ちるところには、商売の華が咲くもの・・・。
 被災地からは、『復興バブル』というキーワードが聞こえてきました。

 日銀仙台支店の昨年末の調査によると、東北地方では、消費が好調なようです。
 景気の判断を示す、『業況判断指数』も、建設業や製造業を中心に、全産業でプラスに転じていました。
 これは、20年ぶりのことだとか・・・。

 今から20年前といば、日本中がバブルで浮かれていた時代でした。

 そこで今回は、『被災地の復興バブル』について調べてみようと思います。

 







【被災地の歓楽街は大盛況?!】




仙台の国分町には復興バブルが来た?



 被災地では、高級外車や高級腕時計が飛ぶように売れる!
 歓楽街では、高級クラブが、1時間待ち!
 居酒屋やキャバクラは、連日、満員御礼!


 こんな見出しが、週刊誌の誌面には躍っていた。

 果たして、本当なのか?

 年末年始のニュースを見ていると、断熱効果の低い仮設住宅で結露に悩まされながら、不便な生活を強いられている被災者の映像を目にする。
 
 一方で、仙台で有名な歓楽街、国分町では、札束が飛び交っているという。

『ゴールデンウイーク辺りから、他県から来た人たちが飲みに来るようになったんです。
 瓦礫の撤去の人とか仮設住宅を作るためにやってきた建築業者です。
 あと、地震保険の審査をする人達も、いっぱい来ました』
(国分町のクラブママ)

 某百貨店では売上が前年度比300%増、100万円台の高級腕時計が1日に5本も売れることがあるという。

 また、別の報道でも、こんなデータを目にした。

 高級外車の売上は前年比165%!
 高級腕時計は昨年に比べて2倍の売れ行き!

 百貨店の売上は前年比115%に回復!
 宝飾品も昨年に比べて2倍の売れ行き!



 専門家によると、
『家を失った被災者の中には、多額の保険金を手にした人もいると聞きます。
 新たに家を建てたくても、行政主導では復興のスピードが遅く、先が見えない。
 震災前に住んでいた土地に家を建てるか、地域ごとに別の場所に移転するかも、すんなり決まらないケースが多い。
 そこで、こうしたお金が、生活の再建ではなく、一時的に、高額な商品の購入に使われている可能性があるかもしれません。
 それだけ被災者は、大きなストレスを感じているのではないでしょうか』
(経済評論家)


 だが、お金を使う人外いる一方で、頭を悩ます人もいるようだ。
『一過性のバブルだということは、皆わかっています。
 だから、新たな設備投資(店舗の新設)が出来ないんですよ。
 特に我々のような飲食店は、内装工事や従業員を集めるのに金がかかる。
 そこで、従業員も設備も現状のままで行こうとするから、限界になるんです。
 どの店もすぐにお客さんでいっぱいになって、楽しい酒の席のはずなのに、1時間待ちが当たり前とか、悪循環ですよ。
 それでも、復興関連で落ちるお金に期待しなければ、やっていけないのが現実です』
(飲食店経営者)

 どうやら、今は儲かっていても、いつまで続くか分からないのが、『復興バブル』のようだ。

『きっと、これ(復興バブル)が終われば、また震災前のように、閑古鳥が鳴くんですよ』
 経営者の男性の、最後の言葉が印象的だった。



【阪神大震災の復興経験が教訓?!】




阪神大震災でも、多くの人が犠牲になった・・・


 某巨大掲示板では、『復興バブル』について、こんな書き込みを目にした。

287 :名無しさん:2011/12/XX(X)
 こんなもんだよ。
 俺、神戸だけど、震災の後は、土建屋が毎晩キャバクラや風俗で大盤振る舞いだった。


300 :名無しさん:2011/12/XX(X)
 震災後は(東北の被災地に)関西のナンバーが急に増えた。
 恐らく復興バブルを知ってる人らが、儲けに来てたんだろうな。
 慣れてる人たちに、先に仕掛けられた感があって、
 正直、地元企業の懐は温まってないだろうと思う。




 阪神大震災の復興経験から、いち早く復興予算に目をつけた日本中の関連業者が、東北に大挙してやってきたようだ。
 また、巨額な復興資金のほとんどを、大手ゼネコンが吸収し、本当に困っている地元の人々には行き渡らない・・・という話も聞く。



【ホステスや風俗嬢は大忙し?!】




ハローワークで仕事を求める被災者を横目に・・・





 夜の商売は大盛況・・・


 被災地にお金が落ちると、忙しくなるのは歓楽街で働く夜の女性たちだ。
 復興事業などで被災地に集まった作業員の多くは男性であるため、男性客を対象とする被災地域の周辺にある有名な歓楽街は、今やどこも働く女性が足りないという。

 人気のソープ嬢は、1日に5~6人も客を取るらしい。
 また、デリヘル嬢などは、エリア内に空いているホテルが無く、お客がいてもプレイする場所が無いという。
 ところが、店舗を持たないデリバリーヘルスは、店舗を持つ業者に比べて開業資金がかからないため、県外から多くの業者が算入し、店は乱立気味のようだ。

 クラブでは、一晩に60万円も使って豪遊する輩もいるとか。
 人気のあるホステスは、店同士で奪い合っている!という話も聞く。

 
 一方で、被災地のハローワークには、仕事を求めて来所してくる人も多い。

 家や車のローンを抱えながらも、震災前は共働きだった30代の夫婦は言う。
『復興関連の短期の仕事はあっても、正社員の仕事はそう多くありません。
 パートや短期の仕事は今までよりも賃金が安く、子供2人を抱えて、仮設での暮らしは苦しいです』


失業保険給付額 > 求人募集の給料

 こうしたハローワークで求人募集が出ている短期やパートの給料よりも、夫婦2人の現在の失業給付の方が、金額が高いのだ。
 これは震災前、ローンを抱えながらも、比較的、夫婦の収入が安定していた様子が分かる。

 仮に夫婦どちらかが、こうした短期の仕事に就くと、世帯の収入は減り、ローンが払えなくなるらしい。
 だが、その失業給付も、年明けから数ヶ月で終了する。
『亡くなった人も多くいる中で、家族4人が助かったのが不幸中の幸いです。
 何とか生活を立て直して、安心して子供を上の学校に進学させてやりたいんです。
 そのためにも、正社員の仕事を早く見つけないと・・・』


 彼らは苦しいながらも、法律相談を利用するなどして、生活再建に前向きだった。


『復興バブル』で儲かる業界がある一方で、生活再建に苦しむ被災者は、まだまだ多いようだ。



 以上の事から、今回は、『復興バブル』について調べてみました。
 やはりバブルとあって、儲かっている業界はあるようです。
 ですが、このバブルも、一時的であることが分かっているため、経営者も新たな設備投資には二の足を踏んでいる、といったところでしょうか。

 また、日本全国から復興資金をアテにした多くの業者が、被災地に入ってきているようでした。

 報道によれば、第1次補正予算は、総額4兆153億円。
 これは、阪神大震災後に補正予算が組まれた時の規模の、約4倍だとか・・・。

 第2次補正予算が約2兆円。
 こちらは、東電の福島第一原発事故の賠償関連経費や、被災者や被災企業の二重ローン対策が柱となっているそうです。
 第3次補正予算が12兆1025億円で、このうち復興関連費としては9兆2438億円。

 こうした巨額の復興資金を、本当に困っている被災者の方々のために使ってもらえるといいのですが・・・。

 1日でも早い、被災地の復旧・復興を願っています。



 <すすきタルン>

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