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バブルの頃に流行した、『アッシーくん』とか『メッシーくん』っていましたよね。
アッシーは足代わりに車で送り迎えしてくれる男性で、メッシーは食事をオゴッってくれる男性のこと。
流行が去って言葉が無くなっても、『男に貢がせる女たち』は存在します。
そういう女性の全てが美人かというと、意外にもそうでも無くて、容姿が良くない女性は、『それなりの男性』を狙って、過去には大きな事件にもなりました。
今回は、そんな『男に貢がせる女たち』についてです。
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カップルで食事・・・
二十代のSさんは、男ゴコロを熟知しているようだ。
『男って、自分より下って判断したヤツには見栄を張る性質を持ってる』
と、豪語する。
たしかに、小生でなくても、心当たりのある男性読者も多いのでは?
まず、彼女は狙った男性の月収を聞いて、
『え~、そんなに稼いでるの~?うらやまし~~!スゴいスゴい!!!』
と、ひたすら持ち上げるらしい。
あるとき、彼女より月収の少ない男性に出会った時も、
『俺なんて月収26万だよ』
って言われて、実は彼女の方が月収が上だったのに、
『え~、そんなにもらえるんだー!! ホントスゴイね! 私にはそんな稼げないよ~』
と、言ったらしい。
たしかに世間一般のイメージからしたら、『男女共に同世代ならば、女性よりも男性の方が収入が上』という考えになりがちだ。
実際には職業や地域によっても違うのだが、相手に自信を持たせる!という意味では、Sさんの言動は良いことだと思う。
コンプレックスを持つ人や、消極的な人が、『褒められて前向きになる』というのは、悪いことではないはずだ。
例えば消極的だった子供がひとつの特技を見つけて、それが自信になって、他の不得意な分野を引っ張る形で成長していく!という話は山ほどある。
勉強が出来なくてもスポーツが得意!とか、スポーツが苦手でも勉強が出来る!など、たとえ趣味の世界でも『これだったら人に負けない』というのがあれば、自信になるはずだ。
だが、Sさんが怖い女だと思うのは、見栄っ張りな男ゴコロをくすぐり、こうした男性たちを次々とメッシーくん(食事を奢らせるためだけの付き合い)にした事だ・・・。
【怖い女その2・・・ウソをついて金を引っ張る女】
色恋をエサにお金を引っ張る?!
20代のMさんは、けっこう童顔でオタク系の男性からウケるらしい。
ところが、その童顔とは裏腹に、やることがハンパないのだとか。
『付き合って欲しい!』
とアタックしてくるオタク系男子に対して、
『まだ早いよ。もっとお互いのこと知らなきゃ』
とスルー!まあ、ココまでならよくある話だ。
ところが、オタク系男子のM性を察知したMさんは、行動に出る。
『私、原因不明の病気で入院したの。入院費が払えないから手術もできないし、このままだと死んじゃうかも・・・』
とウソをついた。
M性プラス『男気』のスイッチがON!になったオタク系男子は、
『だったら俺がなんとかする!』
と、毎月10万円を振り込んでくるようになった。
そして、その半年後にMさんは退院したというコトにして、また適当に連絡を取り合ったりしていた。
ところが、もともとオタク系男子は稼ぎもそんなに良くないらしく、彼女に10万円を振り込むために借金をしていたそうで、今では消息不明。
これと似たような話で、大きく金額が違うのが、30代のA子と40代の独身男性Bさん。
既婚で子供もいるA子だが、深夜の飲食店のバイトでBさんと知り合う。
そして、前出のMさんと同様にBさんからお金を引っ張った。
もちろんA子は独身だとウソをついて、『私が病気になった』とか、『親族が病気になった』と言いながら、その額は約1千万円!
無趣味で生真面目なBさんは、長年の蓄えからA子にお金を渡していたのだ。
関係者からA子のウソを聞いたBさんは、A子のいる自宅(一戸建て)を直撃訪問する。
どうやらA子はBさんから騙し取ったお金を頭金に、ローンを組んでマイホームを手に入れていたようだ。
Bさんの突撃に、A子は謝罪してお金を分割で返す事を約束する。
そして、用意された念書にサインしながら、こう言った。
『Bちゃんには悪いと思っているけど、私、今のこの生活だけは、例えどんな事があっても、絶対に壊したくないから!それだけ約束して・・・』
つまり、A子はお金の返済を約束するが、詐欺事件として訴えないようにBさんに要求しているようだ。
『盗人(ぬすっと)猛猛(たけだけ)しい』とは、まさにこの事だが、Bさんは『お金を返してもらえるならば』とA子の条件を受け入れた。
Bさんとしても、A子が逮捕されたら、当然の事ながら返済が遅れると思ったのだろう。
それと、気の弱いBさんが、一般常識が欠如しているA子に逆恨みされる可能性があるかもしれない。
まあ当事者が納得すれば、それでいいと思うのだが、やっぱり怖い女はいるものだ・・・。
【怖い女その3・・・『婚約指輪』を転売する女】
婚約指輪って、もっと大事なモノなのでは?
既婚なのに、その事を隠して交際していた男性から結婚を迫られた20代のCさん。
『じゃー、婚約指輪を買って!』
と、自分が旦那からもらった婚約指輪(約70万円)と全く同じやつを買わせて、それをすぐに売りに行ったらしい。
まあ、この辺になると、キャバクラ嬢がお客に同じブランド品をプレゼントさせて、ひとつを自分用にして他の数個を売って現金化する手口に似ている。
だが、キャバクラ嬢の使うブランド品であれば、
『このバック、大事に使っているからね!ありがとう』
で終わる話だが、Cさんのように男性に婚約指輪を買わせたのであれば、彼女に罪の意識は無いのだろうか?
【怖い女その4・・・世間を騒がせた結婚サギ女】
木嶋佳苗被告のブログ写真
事件の概略図
まだ記憶にも新しいが、2009年8月、埼玉県富士見市の月極め駐車場に止めた車の中で、東京都の41歳男性会社員が死亡しているのが見つかった。
場所は、国道254と交差する浦和所沢線(通称:ウラトコ)という幹線道路の近くだった。
死因は一酸化炭素中毒だが、自殺とするには不自然な点が多く、埼玉県警は、男性が事件に巻き込まれた可能性もあるとみて捜査を始めた。
死亡した男性には、交際していた女性がいたが、捜査を進めていくと、その東京都豊島区の木嶋佳苗被告(当時34歳)の周辺で、「突然死」「焼死」「一酸化炭素中毒死」など、不自然な経緯で死亡していた男性が複数いることが分かった。
死亡の経緯に不審な点があるため、埼玉県警は、千葉県警、警視庁などと協力し、全容解明をすべく捜査を進めた。
また、捜査の過程で女が結婚を装った詐欺行為をしていたのが判明。
埼玉県警は、同年9月25日、女を詐欺容疑で逮捕、同月30日、別の詐欺容疑で再逮捕した。
現在、公判中である。
この事件では被告が全面否認しているようで、分かっている事実以上をあまり詳しく書けないが、被告の容姿に驚いた人も多いと思う。
被告の次のターゲット?になっていた男性(40代)が住む一軒家では、いつの間にか火災報知器が外されていて、男性は事件後に気づいたという。
『火災報知器が外されているのを見て、背筋が凍りつきました』と語った。
事件直後には、取調べ中の女から男性に手紙が送られてきていたようで、
『会いたい』
『誤解はすぐに解ける。もうすぐ行くから待ってて欲しい』
などの内容だったらしい。
主に内気な男性や、高齢者をターゲットにしていたという女の私生活は、セレブ気取りだったようだ。
高級マンションに住み、高級外車を乗り回し、派手だったという。
女の近況は、獄中飯では足りないらしく、弁当や菓子を追加で注文しているらしい。
この女には、どんな末路が待っているのだろうか?
木嶋佳苗被告
以上の事から、『男に貢がせる女たち』を外見で判断するのは、どうやら難しそうです。
出来る事なら、騙されないに越した事はありません。
また、たとえ騙されたとしても、命を狙われたり、人生を狂わすほどの被害金額でなければ、逆にそれを恋愛経験値として、次の恋愛へのステップ!と前向きに考えてみるのも良いかもしれません。
もちろん、男性に貢がせる女性のケースだけではなく、女性に貢がせる男性のケースもあります。
それはまた、次の機会に・・・。
ところで皆さんは、付き合った相手に貢がされた経験ありますか?
<すすきタルン>
以下読者のみなさまの反応
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