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【メイド喫茶オーナー】人類は変態だア!



メイド喫茶元オーナーの【女の子クイズ】第38回

先だってから、サイコ小説を書いていまして、
その関係で、精神分析などの本を読んでいまして、
そしたら、こんなお話が出てきたので、ご紹介しましょう!








■人間に「発情期」はない

人類に限らず、有精生殖する生き物というものは、大体、オスとメスがいて、
成体になると、生殖行為をして、子孫を残そうとするものです。
で、この行為に「快感」を感じるかどうかは、わたくし、他の動物になったことが
ないので、はっきりとはわかりません。
ただ、「性衝動」というものに、突き動かされて、そういう行為に至る。
ということは、あるみたい。な、気がする。これは人間も同じ。
それから、もうひとつ。
まあ、これも、一概には言えないんだけど、大体の動物っちゅうのは、
「発情期」というものがあって、その時期になると、「性衝動」が起こって、
「な~お、な~お」と鳴いてみたり、「み~ん、みんみん」と鳴いてみたり、
身体からエッチなフェロモンを出してみたり、ということになる。
しか~し、人間というものには、基本「発情期」というものがない。
言ってみれば、しょっちゅう発情期。
それから、俗に言う「フェロモン」ですが、これも、今のところ、
人間に「フェロモン」を感知する器官は、退化していて、つまり、
「フェロモン」を感知することは、人間にはないんだそうであ~る。

えええ?そんなこたあないよ、だって、香水とか、女の子の変なにおいとか、
あって、それで、エロい気持ちになることってあるじゃん。
という反論もあるかもしれません。
でもね、生物学的には、それは、いわゆる「フェロモン」ではないらしい。
つまり、普通の匂い。
まあ、よく考えてみると、もし、人間に、動物のようなフェロモンがあったら、
性犯罪多発!ということになってしまうし、
そういうことをしてしまった人間を
責めるわけにはいかなくなるんじゃないかなあ。
「だって、フェロモンがしたんだもん」ということになる。


■セックスは快楽か

で、精神分析の本に書いてあったんだけど、人間というのは、
知能が発達したおかげで、「性行為」というものを、
本来の「生殖活動」だけを目的とした行為、ということでは、
捉えなくなり、つまり、「快楽」を得るための行為と
捉えるようになったんだとか。
つまり、「子孫を残す」だけが、目的の行為なら、
別に、キスとか、前戯とか、体位とか、「お口でなんとか」とか、
「お尻はダメよ」とか、同性愛とか、BLとかなんとか、
もろもろのことはあり得ないわけで、
他の動物のように、「発情期」に「フェロモン」で、
「やったろか!」で、性交して終わりでいいわけです。
つまり、「セックス」=「快楽」、ちょっとは「生殖」。
という感じになっちゃったのが、そもそもの人間の変態の始まり、
ということ。



■快楽だから変態になる、変態だから文化が生まれる

「快楽の追求」。これが、ある意味、人間のテーマになった。
で、本来の「正しい」?「生殖行為」以外のふるまいにはまる人間が
いっぱい出てきた。つまり、性交、受精以外の行為は、
全て、変態行為、といえば言えるわけです。
だって、本来の生物学的な目的からは外れている訳だから。
まあ、その中でも、特に、マイノリティで、本来の純粋な性行為から
逸脱しちゃっているような行為は、特に、変態性が強い。
ということが言えるけど。
「精神分析」の元祖、ジーグムント・フロイト先生は、
人間の行動の根源は、ほとんど全てが「性的」なもの、と主張して、
当時の「良識ある」?ヒトビトから、
「なんでもエロに結びつけるトンでもない奴」みたいに非難
されたみたいだけど、もちろん、フロイト先生の真意は
そういうものではなかったんですけどね。
でも、フロイト先生は、主張した。
「人間の行為の根本は、性の快楽の追及である。
それは、変態的行為である。
そこから、音楽、美術、文学など、もろもろの芸術、文化が
生まれたのである」つまり、変態こそ文化なんだってこと。
まあ、皆が一般的に使う「この変態おやじ!」とか
言う意味とは違うかもしれないけど、
「変態こそ人類、変態こそ文化」って言葉は、結構面白い。
と思う。




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ライター:ヒロN
コラムニスト。コピーライター。プランナー。1958年生まれ。生物学的にはおっさんですが、精神年齢的には、中学生程度です。2005年から2008年 までメイド喫茶を経営。その経験を活かし、「女の子の取扱い説明書」なる本を書きました。著書「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」「男 のダイエット」「脱力系シニアライフのすすめ。」(いずれも無双舎刊)震災、災害時のサバイバル法「ヒロN式サバイバル読本・耐災力」「女の子の取扱い講座」「ヒロN式日本昔話」小説「一休さんと野盗弥太」電子出版にて発売中。

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