性と愛の研究室 - きゃらめる民族

編集者でもある筆者が
女性向けアダルトコミック誌の売上を元に
女性のエロスを徹底検証！

商売人を「物が売れない」と青ざめさせる“ニッパチ（２月と８月）”。
これは出版業界も例外ではなく、芥川賞や直木賞が設立されたのは、この時期の売上を補うためだったという由来をご存知の方も多いだろう。
しかし、そんな中にあって暑くなれば暑くなるほど売れ、８月に売上がピークに達するジャンルがある。
それが『女性向けアダルトコミック誌』だ。









●女性向けエロコミックが一番売れるのは夏場！
一口に『女性向けアダルトコミック誌』といっても、10代後半～20代前半向けの『ティーンズラブ』と、20代後半～50代向けの『レディース』の２種類がある。
このうち『ティーンズラブ』はメインターゲットの学生が夏休みに突入して、ヒマができるから本が売れるのは納得できる。
しかし、不思議なのは大人向けの『レディース』までが売れることなのだ。
もちろん社会人にも夏休みはあるが、学生に比べればごくわずかだ。
さらに、主婦だったりすると子供が夏休みで家にいるから、むしろ７～８月は普段以上に忙しいはず。
しかし、目の前には冬に比べて２～３割も増した売上数を示すデータがある。


【現在は紙媒体よりもネット・ケータイでの販売が主流】

●暑くなるほどエロスを求める女性が急増!?
ちなみに男性向けアダルトコミックも季節による変動はあるが、女性向けほどの格差はない。
つまり、この結果を踏まえて断言するなら、「暑くなればなるほど、女性はエロスを求めるようになる」ということだ。
記録的な暑さが続く今だからこそ、女性も性欲が高まっていそうだし、口説いたら案外簡単に誘いに乗ってくれるかもしれない!?

文/月夜

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