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風俗版!貧困ビジネスの世界



 生活に困窮する人は増える一方のようだ。
 報道によると、全国で生活保護を受給している人は、今年2月現在で200万人を突破した。
 過去最多は戦後の混乱期の1951年(昭和26年)の204万6646人で、
 200万人超えは1952年(昭和27年)以来、実に58年ぶりだとか。
 そして、3月には東日本大震災が発生し、今後はさらに増えそうだ。
 風が吹けば桶屋が儲かる~ではないが、そうなると潤うのが貧困ビジネスである。
 生活保護の受給者や貧困者から、したたかに金を儲ける貧困ビジネスが、風俗の世界にまで広がっているらしい。











夜の歓楽街・・・


風俗版の貧困ビジネス~手コキがあるビデオBOX


 それを簡単に言えば、風俗版の貧困ビジネスである。
 だが、この風俗版の貧困ビジネスは一部では合法のものもあり、その線引きにも興味があった。
 古くは、例えばビデオBOXなどの個室ビデオの店内で、違法と知りつつアダルトビデオを鑑賞している客への、性的なサービスが有名かもしれない。
 このようなサービスは、ビデオBOXが流行したバブル崩壊の頃から存在していたようだが、10年ほど前から徐々にネット上などの「口コミ」で広がっていったらしい。




手コキ15分で2980円・・・


  本来であれば、客は店内の個室でアダルトビデオを見るのが目的であり、そこに女性を送り込んで性的サービスをするのは違法である。
 だが、それまで格安風俗として人気のあったピンクサロンの相場が5千円程度なのに対し、ビデオBOXが手コキのサービスを3千円程度で行えば、客は安い方へ流れると言うのが資本主義の世の中だ。




オプションでサービス追加も可能・・・


 ピンクサロンは主にフェラチオのサービスなのに対し、ビデオBOXは主に手コキのサービスだったが、それでも客は安い方へ流れた、というわけである。
 また、厳密に言えば、多くのピンクサロンも飲食店としての届出しかしていないため、法律上はキャバレーなどと同様である。
 このため、本来であればピンサロの性的サービスは違法なのだ。
 ピンサロにしてみれば、上からは当局に抑えられ、下からはビデオBOXが格安サービスで突き上げてくる。
 これではタマったものではないだろう。
 そこで、元々こうした風俗の経営ノウハウを持つ業者などが、ビデオBOXの経営に乗り出したようだ。


新規で店舗型風俗店の営業許可を取得するのは無理
・・・店内にシャワーを備えた店は老舗のヘルスが多い


 新規で店舗型の風俗店を営業するには届出ではなく、当局の許可がいる。だが、この許可(性風俗関連特殊2号営業)はまず下りない。
 現在も営業している店舗型のファッションヘルスなどの風俗店は、20年以上前に取得した許可(性風俗関連特殊2号営業)で営業を続けているのだ。
 店内にシャワー設備があるファッションヘルスなどの風俗店には、いわゆる老舗と呼ばれる古くから営業している店が多いのはこのためだ。
 つまり、店舗型の風俗店で店内にシャワーがあり、堂々と看板を出して営業していたら、数少ない「営業許可」を持っている店と考えていいかもしれない。




今では数少ない風俗営業許可店・・・池袋の老舗ヘルスJ
!注意!この店に手コキサービスはありません・・・
 料金は35分8000円~普通の風俗店です


 このため、ビデオBOXを新設して「手コキ」などのサービスを行っている店の多くは、違法であるといっていいだろう。
 こうしたビデオBOXは、表向きはアダルトショップと同様の店として風営法の届出(性風俗関連特殊5号営業)をし、違法な性的サービスを行っているのだ。
 だが、ほんの一部であるが、こうした「営業許可(性風俗関連特殊2号営業)」を持つ店舗型のファッションヘルスが大幅な値下げをし、ビデオBOXのような形態で営業を行っているところもあるようだ。

 ひと言で言えば、合法である風営法の2号は取得が難しいため、届出のみの風営法の5号で、ビデボでは違法な手コキをやっている、ということである。


 先日、別の取材で近くまで行ったので、手コキサービスを行っているというビデオBOXに寄ってみた。
 雑居ビルの2Fにはピンサロがあり、3FにビデオBOXがある。
 狭いビルの階段を上がると、ガラス越しに2Fの店の中が見えた。
 2Fの店は見るからにガラガラなのに対し、3Fの店の前では、狭い階段に10人程度の男性が座って待っていた。各段に1人づつ腰掛けてこちらを見ている。
 全員の視線を感じながら、店員が話しかけてくる。

店員  「当店は初めてですか?」
すすき 「はい。今日は混んでますか?」
店員  「そうですね。40分~1時間待ちです」

 階段に座る男たちを見上げる。
 そのまま店員とアイコタクトして、無言で階段を下りてきた。
 小生が階段に並ばないということは、帰るということである。
 本当は階段に並ぶ男たちを撮影したかったが、小生を見送る店員と客待ちの全ての男性がこちらを見ている中では無理だった。
 そこで、振り返って階段を下りながら写メを撮った。




トボトボ階段を下りる・・・
ピンクマットの3F ビデボは行列・・・
ブルーマットの2F ピンサロは閑古鳥・・・


 今から約10年ほど前、同様の手コキサービスをするビデオBOXでは、中に女性がいることは暗黙の了解のようなものだった。
 受付で聞いても女性の名前(源氏名)くらいしか教えてくれなかったのだ。
 だが、今回の店では一般の風俗店と同様、女性の顔写真があり、スタイルなどのプローフィールが受付に貼ってあったのには驚いた。
 違法?なわりには堂々と営業しているようだ。

 試しにピンサロとビデオBOX、両方の店のサイトで料金を確認すると、どちらも3千円(ビデボは2980円)だった。
 それでもビデオBOXの方に行列が出来るのは、お客の意識の中にSTD(性行為感染症)などの懸念があるからなのだろうか?
 つまり、フェラでは病気になるかもしれないが、手コキなら病気にならない、と思っているのかもしれない。
 ビデオBOXで行列を作る全ての男性が貧困層であるとは思わないが、こうした貧困層を対象にした格安サービスが、風俗の世界にまで広がっている事を実感した。

(すすきタルン)
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