性と愛の研究室 - きゃらめる民族

■トロント大の研究で判明


セックスで何よりも重要なのは、
テクニックでもなく、体の機能でもなく、
「思いやりの気持ち」です！（ｷﾘｯ










恋人とのセックスに刺激がなくなってきているあなた。
それはパートナーへの優しさが足りないせいかもしれません。

▲カリビアンコム「私の家で 岩佐あゆみ」より


トロント大学のエイミー・ミュイズ博士は、複数のカップルの性的欲求を長期間にわたって調査しました。
毎日のセックスがどのように行われたかを調査票に記入してもらい、思いやりのあるカップルと思いやりの薄いカップルとで比較したのです。
すると4ヶ月後、思いやりのあるカップルほど、性的覚醒と欲求のレベルが高いことがわかりました。

「他人のために何かをすることは自分のためにも良いことだ」（ミュイズ博士）

他人のために何かをする――。
これをセックスに当てはめれば、男ならクンニ、女ならフェラといったところでしょうか。
臭くても、汚くても、それを乗り越えて相手を気持よくさせてあげる。
前戯においてこういった思いやりを互いに持っておけば、本番もかなり熱いセックスになるに違いありません。
ミュイズ博士はこうも言います。

「あなたがパートナーを満足させていることを知ることは、あなたの大きな自信となる」

相手を満足させていることがわかれば、たしかに何かしらの達成感があります。
自分のことばかり考えずに、相手のことを考えながらセックスをするのが、最終的には自分のためにもなるということでしょう。
前戯をずっと頑張っていれば、相手が普段応じてくれないプレイにも、応じてくれる確率も高まるはずです。

よく、「車の運転がうまい人間はセックスもうまい」とよく言われますが、車の運転もセックスも大事なのは「思いやり」であり、それが「うまい」ということにつながっているのかもしれません。

文・絶頂パンダ

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