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スワッピングについてちょっと本気で考えてみる


■マンネリ解消のテクニック

付き合いが長くなると自然とマンネリ化していくもの。セックスレスだけで済めばいいですが、悪化すれば浮気などに発展することもあるかもしれません。
しかし長年連れ添っていても新たな刺激を見つけるカップルが存在するのも事実です。

今日はスワッピングに関して










■スワッピングとは何か?

スワッピングとは複数のカップルがそれぞれのパートナーを交換しセックスをする行為のことを言います。
いつもと違う相手とのセックスによる新鮮味や背徳感による興奮と、パートナーが別の異性とセックスをしているという屈辱や嫉妬が興奮を煽り、いつもと違う興奮を味わえるとされています。

参加するカップルそれぞれの同意の元で行われスワッピング後のトラブルが無いように様々な取り決めが行われることもあるようです。




■日本初のスワップ専門誌

スワッピングはかなり以前から夫婦間でのスワッピング行為が行われていたとされています。詳しくは不明ですが、昭和40年頃活発に行われていたようで昭和46年(1971年)に夫婦交際誌として『全国交際新聞』(現ホームトーク)が創刊されました。



▲歴史あるスワッピング専門誌


生々しい体験談やスワッピング募集欄などがあり、何度か読ませていただいたが独特の雰囲気のある雑誌で非常に面白かった記憶があります。

読者層は主に40~50代くらいで、スワップ希望の夫婦もそのあたりの年齢層が多かった記憶があります。




■ネットでリアルで

ネットが普及した今、ホームトークといった専門誌以外にもスワッピング愛好家たちの活躍の場が広がっています。

例えば「スワッピング 掲示板」などで検索すればマニアックな趣味を楽しみたい全国の同志たちを簡単に見つけることが可能です。



▲とある掲示板


またカップル喫茶やハプニングバーなど繁華街に存在する出会いの場においては特に週末あたりスワッピング希望のカップルたちでかなり賑わっていると聞きます。いずれのスポットも“性的興味”を満足させたい男女が集まる場所であり、実際に意気投合できる同志と知り合える楽しみが味わえます。



▲カップル喫茶




■専門家が語るスワッピング

海外では日本以上にスワッピング文化が活発だといわれています。こちらの記事によればイタリアでは4組に1組の夫婦がスワッピングをしているのだそうです。




盛んなスワッピング文化を持つ海外ですが、セックスセラピストのデイドラはこう言います。

「スワッピングはカップルをマンネリから救うかもしれません。しかし気を付けなければ様々なトラブルも存在します」


彼女によればこんなトラブルの可能性があるのだそうです。


・カップル間ではなく個人間やり取りしてしまう
⇒浮気の原因となる

・避妊や性感染症の問題
⇒双方診断書を持ち寄り監視できる状態でスワッピングすることが望ましい


・女性の感受性の問題
⇒受け身の性である女性はスワップ相手であっても必要以上に情を抱く可能性がある


・ルールをあいまいにしてしまう
⇒事前に厳密なルールを作らないとトラブルに発展する



大切なパートナーを交換する行為だからこそトラブルも深刻化しやすいとのことです。










新鮮さと未知の快感、屈辱と嫉妬。相反する要素が入り乱れ興奮を煽り、パートナーのマンネリを解消するスワッピングという行為。本当に愛したい・愛しているパートナーだからこそスワップするという考えはまだまだ私には難しいですが、少なからず興味があるのも事実。

もう少し歳を重ねればそのステージにあがれるのかもしれませんね。



文・編集/麹町敏郎
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