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AV出演!ギャラの相場




 毎月発売されるAV(アダルトビデオ)の新作は、
およそ2千本~2千5百本といわれています。
 また、他に調べたところによると、月に3千本前後で、
年間3万5千というデータも・・・。

 その市場規模は、
4千億円~5千億円ともいわれていますが、
最近では縮小傾向にあるのだとか。
 今から15年ほど前は、バブル後の不景気でしたが、
それでも、1本で1千万円!という制作費の作品もあったそうです。
 たが、現在では、作品にもよりますが、
製作費が100万円程度だとか・・・。
 
 元アイドル(芸能人)から学生やOL、そして普通の主婦まで、
それぞれ理由はあると思いますが、
AV女優になって、
手っ取り早く稼ごうとする女性は多いらしいです。

 そこで今回は、『AV出演!ギャラの相場』について調べてみました。









【今は高くても1本のギャラが100万円?!】




熟女はさらに安い・・・


 かつては、1本のギャラが400万とか500万円!
という売れっ子女優が、
数多くいたらしい。
 だが今では、『単体女優で1本100万円』という相場でさえ、
値崩れしているという。

 現役時代は、『AVクイーン』と呼ばれた元AV女優(36)は言う。

『ギャラというのは、最初が高くて、後はだんだんと下がって行くのが通常。
 私の場合は最初、1本当たり100万円。
 それが、最終的には70万円まで下がりました。
 今の女優さんのギャラは、最初から10万とか5万円もザラだと聞きます。
 でも、私だったらそのギャラでは出ない!
 嫌な思いもする仕事ですから、
そういう失うものの対価としてギャラがあると思います』


 たしかに、通常は1対1でお客と接する風俗と違って、
AV女優の場合は、『家族バレ』『地元バレ』『彼氏バレ』のリスクが、
風俗嬢よりも高いという。

AVプロダクションの関係者が、ギャラについて口を開いた。
『ネット上の募集なんかでは、
単体女優で100万円!企画モデルで50万円!
と書いてありますが、それはマックス(最高値)の数字です。

 単体でも、よほど売れないと2本目からはグッと下がって、10万円程度。
 企画モノに至っては、5万円でも脱ぐ!という女の子はわんさかいるので、
金額で折り合わなければ、辞めてもらうし、
代わりは、幾らでもいると思っています』



 AVに詳しいライターにも、話を聞いた。
『AV女優なんて、国産の乗用車と一緒ですよ。
車も、新車で出た時が1番高い!ですよね?
AV女優のギャラも国産車の価格も同じで、あとは値下がりするだけです』




【億単位のギャラは別格?!】




AVに転身した小向美奈子・・・


 前出のライターは言う。
『少し前に騒がれた小向美奈子は、
億のギャラ!なんて言われていますが、
アレも、あらかじめプレイ内容(どこまでハードにやるか)や、
出演本数が、決まっていると思います。

 実際に契約書を見たわけではないですけど、
仕掛ける側は、あらかじめ売上の予測を立てていて、
発売後のレンタルの回転率や、動画配信まで、
細かい作戦があるのでは?』



 次に、インディーズメーカーの人間に話を聞いた。
 この会社は大手ではないが、
過去には、女性向けの某通販雑誌で作品(AV)を販売したところ、
驚異的な売上を記録したという。

 一般に、通販雑誌のページ単位の売上は、500万円程度で成功!
といわれているらしい。
 だが、中身は通常のAV作品でありながら、
パッケージのデザインを、女性向けにソフトにしたところ、
1ページで億単位の売上を記録したそうだ。

『現在の細かい事情については、勘弁して下さい』

 そう言いながら、昔話も入れてボカしながらでもいいのなら・・・、
と話をしてくれた。

『まず、男優さんのギャラですが、
ひと昔前なら、仕事の本数で多いのはチョコボールさん、
ギャラが高いのは加藤鷹さん!と言われてましたね。
 ウチの作品は企画モノが多いので、
女優さんのギャラなんて、安いですよ。

 いわゆるAV好きの人たちの間で、
名前の知られている男優さんはもちろん、
中堅クラスの男優さんなら、
企画モノの女優さんよりも、ギャラが高い場合があります。

 女優さんでも、熟女さんは、さらに安いです。
午前中から夕方まで、1日拘束されて、
複数プレイや生中出しまでやって5万円、
もっと安くて数万円!なんていう人もいますからね(苦笑)』


 ココまで来ると、もはや風俗の仕事と変わらない気がするのは、
小生だけだろうか。

『私は風俗の仕事は分かりませんが、
AVの現場に入ったら、女性が自分のお財布を開くことはありません。
 スタジオ撮影なら、衣装もあるしヘアメイクもつきます。
 食事は最低でも1回、撮影が夜までかかれば、食事は2回出ます。

 例えば、監督と2人で行うハメ撮り風の作品でも、
最寄駅までの送迎や食事は、基本的にウチは、制作側の負担ですから。
 ウチは過去の栄光と、薄利多売で、何とか生き残っています(苦笑)』



 そういえば以前、風俗嬢にこんな話を聞いた。
『化粧品はもちろん自分で買うし、
うがい薬などの衛生用品も、自分持ち。
 お客さんからのオプション追加で、
お店が用意したコスプレでプレイする事もあるけど、
それ以外は、私は自分で衣装も用意するから、けっこうお金かかる』


 食事や化粧品代、衣装などの細かい支出までを考えると、
女性の年齢や容姿にもよるだろうが、
『AV>風俗』というギャラの図式は、まだ変わらないようだ。



【週末AV女優?!】




平日はOL・・・週末はAV嬢


 某プロダクションの社員に聞くと、中には、こんな人もいるという。
『月~金曜日は銀行員とか、真面目な仕事をしていて、
週末は普段とは違う自分になってストレス発散したい!
という理由で、撮影にやってくる子が増えています』


 これは、女性誌等で、
盛んにセックス特集の記事を掲載するようになった!
という影響があるらしい。

 別のプロダクション関係者は言う。
『セックスに対する知識が増え、
意欲が盛んになったことで、
私は、本当に気持ちいいセックスを知らない!
と考える人が増えたようです。

 そして、プロの男優と絡んで、絶頂体験をしてみたい!
という女性も増えた。
 彼女たちには、本業(昼間の仕事)もあるので、
いわゆるお金が目的ではないんです。
 その結果、女優さんのギャラは、
ますます安くなる傾向にあります』


 最近では、乱立するメーカー側は売上減に苦しみ、
女優の実入りは、減る一方。
 だが、意外にも、AVプロダクションだけは、
繁盛しているところもあるという。

『かつてはスカウトが主流でしたが、
迷惑防止条例の影響もあって、
今はどこも募集が主流になっています。
 スカウトへの支払いがなくなったので、
その分、非常に楽(経費節約)です。

 ネットの募集などに、
契約しただけで○万円!アリバイ対策、顔バレ安全!
と女の子が応募しやすいように作っておけば、
さばけないほど応募がきます。
 金額もある程度、強気に出られますし、
登録だけさせている、という子も多いです』




 以上の事から、今回は、『AV出演!ギャラの相場』について調べてみました。
 
 どうやら、『単体女優で1本100万円』という相場は、古いようです。
 単体女優でも1本で数十万円、
2本目以降は、1本で10万円~5万円くらいかもしれません。

 さらに、企画モノの女優や熟女になると、
5万円~数万円と、
ギャラの面では、風俗で働くのと変わらないようです。

 ただし、AV女優の場合は、
これに『家族バレ』『地元バレ』『彼氏(旦那)バレ』のリスクが、
風俗よりも高くなります。

 小生が気になったのは、
草創期よりも出演者のギャラが下がった事もありますが、
同様に、出演する側の女性たちの、
AV出演に対するハードル!が下がったような気がしました。

 また、女性だけでなく、小生の知人の男性も何人か、
平日は会社員をしながら、週末や休みの日にAV男優をしている人がいます。

 ですが、AVに出演する!というのは、
『相応のリスク』があることを忘れないでください。



 <すすきタルン>


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