性と愛の研究室 - きゃらめる民族

　新年度になり、卒業、進学、就職、転勤など、
出会いや別れを経験した人もいるかと思います。
　新たなパートナーと出会う人もいれば、
周囲ではラブラブで有名だったカップルが別れたり、などなど。

　付き合ってはみたものの、
色々とトラブルがあって別れてしまう！という話は、
皆さんの周囲でも多いと思います。

　そこで今回は、『破局しやすいカップルの特徴ランキング』について調べてみました。









【破局しやすいカップルの特徴ランキング】




１位はやっぱり・・・お金の問題！？


１位・・・金銭感覚に差がある

　せっかく入ったカフェで、『なんだこれ、高すぎ』と不機嫌になったり、
スーパーに出かけて選んだ特売品を、『ケチ臭い』と言われてしまったり・・・。

　これでは、楽しいデートにほど遠い。
　互いの金銭感覚に違和感を覚えたら、
ケンカになる前に、冷静に話し合って、感覚の違いを確認すること。
　
『どうしても譲れない点』は別として、それなりの歩み寄りは大切だと思う。

　以下、金銭感覚の差を痛感した女性たちのエピソードから。

『ただ付き合っているときには許せた彼の金銭感覚も、
結婚を考えると、許せなくなる。

　そろそろ結婚を考え始めたときに、
彼が４００万円以上もする輸入車をローンで購入しちゃったんです。
　もともと彼は車やバイクが好きで、
かなりお金をかけていたことは、知っていたんですけど・・・。

　車の支払いが月収の三分の一、
ボーナスの半分以上になると知って、
この人と一緒に暮らすのは無理だ！と思いました』（歯科衛生士・２９歳）


『親戚の紹介で会った、３０代半ばの落ち着いた雰囲気の男性は、
私の結婚相手に望む年収額を軽くクリアしていましたが、
千円の価値が、彼と私ではまったく違うんです。

　さすがに割り勘！、ということはありませんが、
デートなのに、千円以下のランチばかり。
「このお店は、値段のわりに美味しいんだ」
って言われると、何も言えなくて・・・。
　しかも、割引券やクーポン券、スーパーの半額セールも大好き。
セコセコしていて嫌だな！と思ったんです』（自営業・３１歳）

　結婚後の節約生活を想像したこの女性は、
親戚を通して、お断りしたそうだ。
　その一方で、彼のように生活感がある男性こそ、
結婚生活に向いている！という女性からの意見もあった。


『ウチの主人は倹約家。
お付合いし始めたばかりの頃、彼のお財布に、
丁寧に切り取った割引き券や、クーポン券が入っているのを見て、驚きました。

　デートでの食事も、専らファミレスや居酒屋。
　友だちのデートの話や、誕生日プレゼントで高価なアクセサリーをもらった！
という話を聞くたびに、心底羨ましかったです。

　しかし、お付合いしていくうちに、
彼が、結婚のお祝いやお葬式の香典など、
ここぞ！というときには、気持ちよくお金を出せる男性！
であることが、わかったんです。
　主人は、独り暮らしが長く、
お金に苦労することも多かったせいで、
倹約するようになった、と言っていました。

　ただ、私に節約を押し付けることはなかったし、
何かあったときのためにと、
貯金もかなりの額を貯めていたんです』（専業主婦・３４歳）


　上記は女性の意見だが、男性側だけに、
問題があるわけではない。
　女性側に、問題がある場合も・・・。
　こうした、夫婦やカップルの金銭感覚の問題に詳しい専門家（女性ファイナンシャルプランナー）によると、

『女性は買い物のシーンによってモード！が変わる傾向があります。
　男性とデートする時と、ひとりで化粧品、洋服、小物など、
欲しいものを買う時とでは、お金の使い方が、まったく違う場合があるんです。

　このため、（交際時には分からなくても）結婚してから、
金銭感覚のギャップを感じる夫婦も、多いようです』
ということだ。

　さらに、前出の専門家は言う。

『デート以外の日常的なシーンでも、
お金の使い方や行動を、チェックしましょう。
　例えばコンビニで、ムダなものを無造作に買い物カゴに入れる人は、
浪費家の疑いアリ。

　また、レシートをその場で捨てる人も、要注意。
　レシートがないと返品もできませんし、お金を使った記録！
をすぐ捨てる人は、金銭感覚が欠如している可能性もあります』

　まあ、上記は男女ともに、当てはまるかもしれない。
　それにしても、交際しているカップルでも１位なのに、
結婚してからも多いという事は、
こうした、『金銭感覚の差』は、想像以上に大きな問題なのかもしれない。



２位・・・愛情に温度差がある

　一方に愛情が無いなら仕方ないが、
愛情はあるのに、言葉や態度で伝えるのが億劫で、
相手に勘違いさせてしまうパターン。

『言わなくても彼（彼女）なら、わかってくれるはず』というのは、
自分だけの都合のいい解釈だ。
　愛情は、行動に移さないと相手には伝わらず、
二人の距離はどんどん広がる。

　日常から、挨拶や『小さなありがとう』は、パートナーに直接、言うべき。

　例えば、照れくさくて『愛してる』と言いにくい場合は、
『いつもありがとう』とか、
『そばにいてくれること、本当はとても感謝している』など、
普段から使い慣れた言葉で、感謝の気持ちを伝えると、いいかもしれない。

　たまには、パートナーから、『今日はどうしたの？』なんて言われるくらいが、
ちょうど良いのかも・・・。



　以下、３位以下のランキング。

　３位・・・彼氏が神経質
　４位・・・互いに自分にしか興味がない
　５位・・・彼氏が完璧主義者
　６位・・・お金がない
　７位・・・お互いの交友関係に差がありすぎる
　８位・・・彼氏が飽きっぽい
　９位・・・彼女が飽きっぽい
１０位・・・彼女が完璧主義者



【破局しやすいカップルの特徴ランキング（男女別）】




男女別のランキングで見えてくるもの・・・


破局しやすいカップルの特徴ランキング（男性編）


　１位　金銭感覚に差がある
　２位　愛情に温度差がある
　３位　お金がない
　４位　互いに自分にしか興味がない
　５位　彼女が完璧主義者
　６位　彼氏が完璧主義者
　７位　彼氏が神経質
　８位　彼女が神経質
　９位　趣味が合わない
１０位　彼女が飽きっぽい


　続いて女性編。


破局しやすいカップルの特徴ランキング（女性編）


　１位　金銭感覚に差がある
　２位　愛情に温度差がある
　３位　彼氏が神経質
　４位　互いに自分にしか興味がない
　５位　彼氏が完璧主義者
　６位　お互いの交友関係に差がありすぎる
　７位　彼氏が飽きっぽい
　８位　彼女が結婚をあせっている
　９位　彼女が飽きっぽい
１０位　お金がない


　男女別でも、１位と２位は同じだった。
　だが、その中で、小生が気になるのは、
女性編で８位にランキングされた、『彼女が結婚をあせっている』だ。

　当然の事ながら、女性は結婚や出産を考えるだろうから、
それなりの年齢的なタイムリミットを持っている。

　調べてみると、『まだ交際３カ月なのに、結婚を迫られ疲れました』という
３０代前半の男性会社員からの、悩み相談があった。
　彼女も同世代の３０代前半のようで、ランキングにあるとおり、
『彼女が結婚をあせっている』というケースだ。

　これに対し、男性は、
『分かった。お互い良い歳だし、結論を出す期限を決めよう。２年後』と条件を出したところ、
『２年も待てない!!今年中に結婚してー！！！！』
と彼女に言われてしまったのだとか・・・。

　男性が２年という期限を主張した理由は、
　彼の過去の交際経験から、
『２年後というのは、２年間あれば、お互いに良いことや辛いことが一巡して、
一緒に乗り越えられる相手かどうか分かるし、
信頼関係も築ける！と思ったからです』
ということらしい。

　男性も気持ちも分かるが、あせる女性の気持ちも分からなくはない。

　どうやら、このカップルの話し合いは平行線のようで、
『いい加減疲れて、最近では彼女との結婚は無理かも！って思い始めています』
と、あった。

　また、回答者の中には、
『３ヶ月あれば、本質なんて現れるもんです。
　２年待たなくても、現に彼女の本質はもう現れています。
　そして、トピ主さんの直感は、大体あってると思います。
　結婚後はトピ主さんが疲れる、と感じるであろうことが、
えんえんと続きます。
　故に、今トピ主さんの感じていること、が答えです』

　とアドバイスする人もいた。

　このカップルが、その後どうなったかは不明だが、
周囲から幸せそうに見えるカップルでも、
色々と問題はあるのかもしれない。








　以上の事から、今回は、『破局しやすいカップルの特徴ランキング』について調べてみました。
　
　男女ともに１位は、『金銭感覚に差がある』でしたが、
コレばっかりは互いの保護者からの躾（しつけ）や、
育ってきた周囲の環境にもよるので、
簡単に解決できない問題！なのかもしれません。

　だからこそ、１位なのかもしれませんが・・・。

　それにしても、『金の切れ目が縁の切れ目』とは、
昔の人は、上手いことを言ったものです。

　そうそう、『金の切れ目が縁の切れ目』といえば、
『別れ方で男の価値がわかる？』で記事にした、
こんな芸能人もいましたね。



　＜すすきタルン＞

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