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感染源の約7割がナンパや友人




 ある医師のグループの調査によると、
男性の性行為感染症(STD)患者のうち、感染源の約70%(7割)が、
友人やナンパなど、金銭の授受を伴わない相手だったことがわかりました。

 つまり、ほとんどの性行為感染症(STD)は、
風俗などの射精産業で感染したものではなかったらしいのです。

 そこで今回は、『性行為感染症(STD)』について調べてみました。









【性行為感染症(STD)って何?】




性行為感染症、性感染症ともいう
医学的には、英語の頭文字を取ってSTD/STIと呼ばれる事もある



・性行為感染症(STD)とは・・・

 かつては、『性病』と呼ばれたいわゆる『シモの病気』は、
今では性行為感染症(STD)などと呼ばれている。

 主に性行為により感染する疾患で、梅毒、淋病のほかに、HIV、クラミジア、
性器ヘルペス症、B型肝炎やC型肝炎などの、いわゆるウイルス性肝炎をいう。
 病原体によって異なり、性別によって症状が出にくいものもある。
 
 自覚症状や目に見える症状としては、男性ではペニスの発赤、
かゆみ、排尿痛などがある。
 女性ではオリモノ、外陰部のかゆみ、発疹などの症状があるようだ。

 STDに感染しても、自覚症状や目に見える症状が無い場合もあるので、
心配であれば、専門の医療機関で検査を受けた方がいいかもしれない。

 また、平日に休みが取れるようであれば、最寄の保健所では、
無料検査も行っている。
 この場合、電話による事前予約が必要だが、交通費のみで検査を受けることが出来る。

 ただし、クラミジア検査のみ、有料となっている。
 といっても、負担額は2千円程度なので、
無料検査と共に、こうした機会に受けておいた方が良いかもしれない。



【8割の人が、フェラやクンニは当たり前?!】







フェラやクンニなど、
オーラルセックスでも、STDに感染する可能性はある・・・



 前出の医師のグループによると、性行為の様式については、
オーラルセックスをおこなった割合は、80%を超え、
ヴァージナルセックス(最初のセックス)のみで、
オーラルセックスを行わなかったのは、18%だった。

 つまり、パートナーとの最初のセックスの時に、
フェラチオやクンニなど、オーラルセックスを行う人が、約8割を超えている!
ということである。

 驚くべきことに、オーラルセックスでは、多くの人がコンドームを使用せず、
ヴァージナルセックス(最初のセックス)であっても、
コンドームを使用した人は、わずか17%だったという。

 当然の事ながら、性行為感染症(STD)は、フェラチオやクンニなどの、
オーラルセックスでも、感染する可能性がある。



【6割の人が、病気になったらパートナーに言う?!】




感染源の約70%が友人(セフレ?)やナンパ・・


 こうした性行為感染症(STD)は、性行為のすぐあとに症状がでるわけではない。
 調査によれば、感染者のうち、症状が出るまでに性交渉をもった相手の数は、
平均で2.8人。
 過去1年間に性的な関係を持った人数は、平均で6人だった。
 
 また、恋人や妻など、特定のパートナーがいる男性に対して、
『罹患したこと(病気になったこと)を相手に伝えるか?』
について尋ねたところ、59%が、『伝える』と答え、
そのうち、既婚者の割合は49%。

 つまり、自分が病気になったら、約6割の人がパートナーに告白し、
既婚者でも、約5割(およそ半数)は、奥さんに伝えるようだ。

 例えば、パートナーが性行為感染症(STD)に感染していたとしたら、
自覚症状がでるまでに、感染させられてしまうケースがあるらしい。

 また、告白しない半数のパートナーは、
症状がでているにもかかわらず、パートナーが感染の事実を隠しているため、
知らず知らずのうちに、感染させられてしまう可能性があるかもしれない、
ということだ。

 こうした性行為感染症(STD)の男性患者に感染源を聞くと、
約70%が友人(セフレ?)やナンパなど、
いわゆる、『金銭の授受を伴わない相手』だったことが、わかったという。



【もし病気になったら、パートナーに言わないといけない?】




ピンポン感染って?!


・ピンポン感染とは・・・

 カップルの一方が、
パートナーとは別の相手との性行為で、
性行為感染症(STD)に感染してしまったケース。
 その後の性交渉で、パートナーに病気をうつしてしまうことがある。

 そんな時、感染した一方だけが性行為感染症(STD)治療をしても、
もう一方のパートナーが治療をしなければ、
治療して治った後も、同じ相手との性交渉によって、再び感染してしまう恐れがある。

 これを、『ピンポン感染』という。

例えば、浮気相手(セフレ)に病気を貰って、
そのまま奥さんや彼女と性交渉すると、
彼女や奥さんに病気が感染する。
 その後、自分だけが病気と分かって治療して治っても、
奥さんや彼女が病気のままであれば、
その後の性交渉で、再び自分も感染してしまう!ということである。

 なので、
もし病気になったら、
絶対にパートナーに言わないといけない!

と言う事だ。



 以上の事から、今回は、『性行為感染症(STD)』について調べてみました。

 なお、これは医師のグループによる調査なので、『ナンパや友人よりも、風俗の方が安全』というわけではありません。
 誤解の無いようにお願いします。
 
 また、もし性行為感染症(STD)に感染したら、パートナーに告白すべきです。
 その後は、『推(お)して知るべし』ですが・・・。

 つまり、それなりの険悪なムードになるのは、ほぼ間違いありません。
 ですが、『身から出た錆(さび)』なので、覚悟すべきです。
 
 その覚悟が出来ないなら、火遊びはしない方がいいかもしれません。



 <すすきタルン>



推(お)して知るべし・・・
 推し量ればわかるはずだ。容易に推察できる。


身から出た錆(さび)・・・
 自分の犯した悪行のために、自分自身が苦しむこと。
 
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