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【メイド喫茶オーナー】女の子は男子のどこに惚れるのか?



メイド喫茶元オーナーの【女の子クイズ】第53回

僕は、いろいろなところで、恋愛ハウツーものを書いているのですが、
そうすると、いろいろなところで、こんな質問を受けます。
「女の子が、男子に惚れる点っていったいなんなのでしょうか?」
これは、僕がいろいろなところで書いているように、
実は、全然、決まった法則や基準なんかないのです。
でもね、それでも、皆、こういう質問をやめない。
どうやら、よっぽど皆、女の子に惚れてほしいらしい。
それに、僕が言っている「大原則」っていうのも、
必ずしも、正しいとは限らないから、
ここは、ひとつ、あらためて、女の子たちに訊いてみましょうか、
ということにしました。
「君は、男子のどんな点に惹かれて、恋をしたの?」








■髪の毛がファサっとなったところとか

「オフィスで仕事をしていた時、ふと見ると、ある男性に夕日の
オレンジ色の光が降り注いでいて、それを見たときに、ああ、
あたし、このヒト好きかも、と思った」

「会社の玄関が濡れていて、滑って転びそうになったとき、
手を出して助けてくれて、大丈夫と笑顔で聞かれたとき、
ほれました」

「呑み会で一緒だったとき、彼が酔っ払ってしまって、
寝てしまった。その寝顔がかわいかったので」

「会社の先輩なんですが、私が残業しても終わらない仕事を
一緒に手伝ってくれた時に、仕事のこと以外には、
何も声をかけられなかったんですが、好きになってしまいました。」

「長髪の彼が、何気なく髪の毛をファサってした時に、
かっこいいいなあって」

「彼も私も甘いものが好きで、一緒にパフェを食べているうちに
好きになりました」

「年下なんですが、すごくバカな奴で、ほっとけなくなった」

「休日出勤のとき、バイクに乗ってきて、意外だった点で
私もバイクに乗るようになり、一緒にツーリングとか
するようになりました」

「いいとこなんか全然なくて、わからない。でも、気がつくと
好きになっていました」

「デブで汗っかきなところが気に入った。考えてみると、デブな男
ばかり好きになっている」

「なんか、傲慢なところ。実力もないのに、空いばりするところが
なんか可愛い、と思ってしまった」

「気が弱いところ。からかって、いじめているうちに、そんなふうに
なってしまった。」

「なんか、おっちょこちょいで、バカなので、いつも起業とかして
失敗しているのに、懲りないで、また、なんか調子に乗って始める。
これこれこうだから、儲かるぞ!なんて、張り切っている顔を見ると、
あたしが応援しなくちゃ、こいつだめだわ、と思って、はまってしまった」

「顔が好き。いつも、男子は顔で選んでしまう。けど、周りから
言わせると、あたしは、ブサメン好き、ということらしい」

と、まあ、いろいろ。
で、なんか、分析してみると、女の子っていうのは、
男子の思いもよらないところ、瞬間に、恋してしまっている
ようなんですね。


■男子の、ここぞ!というところは、あんまり利かない。

たとえば、さっそうとかっこよくスポーツなんかで、
決めるよりも、むしろ、かっこ悪く転んじゃって、頭を
掻いている姿とか、むしろ、かっこ悪い素が出ちゃったような
ところの方が、きゅんとしちゃったりするみたい。

例えば、こんな意見もありました。
「前の彼は、高そうなスポーツカーに乗っていたのですが、
『おれ、運転うまいだろう!』という感じが見え見えで、
それが鼻につくようになって別れました。特に、バックの時に
わざと、ギューンとスピードをつけて、ドヤ顔するのが、
バカみたい、と思ったら、もうダメだった」
なんてのもね。
男子が、俺のこういうかっこよさを見てくれ!
っていうのは、どうも逆効果なことが多い。
それよりも、無防備だったり、かっこつけてない瞬間の方を
女の子は、見ているって傾向があるみたいですね。


■だから、女の子とは、いっぱい一緒にいた方がいいんだ

でも、これって、結構難しいことでもあります。
つまり、好きになってほしい女の子の前では、
どうしても男ってかっこつけたくなるわけ。
そうやって、めいっぱいかっこつけてる姿が、
「一生懸命になっちゃって、可愛い」とか思ってくれれば
まあいいんだけどもね。それよりも、素の自分を
さらけ出した方が結果はいいみたいなんだな。
だから、そういうふうに振舞うには、女の子と
一緒にいることに慣れること。
あんまり女の子を意識しないで、ふるまえる方が
いい結果になる、ということが言えるでしょう。
だから、もてる奴は、どんどんもてるようになる
ってことにもつながるのかな。

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ライター:ヒロN
コラムニスト。コピーライター。プランナー。1958年生まれ。生物学的にはおっさんですが、精神年齢的には、中学生程度です。2005年から2008年 までメイド喫茶を経営。その経験を活かし、「女の子の取扱い説明書」なる本を書きました。著書「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」「男 のダイエット」「脱力系シニアライフのすすめ。」(いずれも無双舎刊)震災、災害時のサバイバル法「ヒロN式サバイバル読本・耐災力」「女の子の取扱い講座」「ヒロN式日本昔話」小説「一休さんと野盗弥太」電子出版にて発売中。


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