性と愛の研究室 - きゃらめる民族

前回は、危険なプレイを使ったセックスについて取り上げました。やはり、SMや窒息プレイなどによる快楽は危険と隣り合わせ。一歩間違えると、本当に命を落としかねません。

では、セックス中にそういった特殊なプレイをしなければ安全なのでしょうか。

普通にセックスをしていても、稀にではありますがケガをすることがあるんですね。











【普通にセックス中、まさかのケガ！】


普通にベッドでセックスしていたらケガなんてすることもないのではないかと思うのですが、まさかのアクシデントが起こったりすることもあるようです。


■まさにアクシデント、照明が顔に落下



そんなものが落ちてくるなんて思わないじゃない？


あるオーストラリアの女性が出張中に泊まったホテルでセックスをしていたところ、壁にかかっていた照明器具が顔の上に落ちて鼻と口を切るケガをしたそうです。

運が悪いとしか言いようがありませんが、こういうこともあります。



■顔面騎乗中に圧迫しすぎて・・・


男性の顔のうえにまたがってするプレイですが、これも実は危なかったりします。



ヒビ入っちゃいました・・・（泣）


女性が快感のあまり股間を男性の顔に押し付け過ぎたり体重をかけ過ぎたりすると、その圧力で顎の骨にヒビが入るなどのケガをすることがあります。また別の方は、喉の軟骨にヒビが入ったそうです。



■激し過ぎてペニスが骨折?!


アメリカでは、騎乗位でセックスしていた女性がバランスを崩し落下した際、下にいた男性のペニスを折ってしまったという事故が起こりニュースになりました。男性のペニスはなんとL字型に曲がり、腫れ始めたそうです。



ペニスがL字型に曲がる！　恐ろし過ぎる!!


この男性は医師から靭帯断裂と診断されました。ペニスの上部と恥骨をつなぐ陰茎堤靭帯を損傷したのです。靭帯断裂を起こすとペニスの位置が下がって邪魔になるだけでなく、充分に勃起しません。セックスでの挿入はもちろん、オナニーも難しいそうです。


この靭帯断裂はセックス中だけでなく、オナニーでも起こります。今思うに、私の元カレがコレでした。

付き合ってしばらくした頃、ホテルに行っても挿入に至らないことがしばらく続きました。私もその頃はほとんど経験がなかったので、なんでだろうとしか思っていなかったのですが、ある日、彼がそのことについて話してくれました。

彼がハタチ頃、オナニー中にペニスを無理な位置に曲げてしまったそうです。グキッと音がして、激しい痛み。その後しばらくして痛みは引いたものの、それ以来、彼のペニスは完全に勃起することがなくなりました。そして、私と出会った20代半ばになるまでそれは続いたのです。そういうわけで、当時彼は童貞のままでした。そんなことでペニスが勃たなくなってしまった彼は恥ずかしく感じ、その治療のために病院に行くこともなかったそうです。

靭帯断裂は、程度により手術が必要になるようです。彼はラッキーにも医者にかかることなく、その後無事に童貞を捨てました。彼のペニスが長いこと勃起しなかったのは、靭帯損傷のためでなく精神的なダメージを引きずっていたというだけだったのかもしれません。


靭帯断裂と同様、ペニスのケガとして陰茎折症があります。こちらは、陰茎海綿体を覆っている白膜が裂けることにより起こります。やはり、靭帯断裂と同じように勃起時に無理にペニスを曲げたりすることで起こり、断裂音とともに激痛があります。こうなってしまったら、多くの場合は手術で血腫を取り除かないといけないそうです。



普通のセックスでも、なにが起こるかわかりませんね。




文／峰フジカ

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