性と愛の研究室 - きゃらめる民族

この週末、時間があったので古いメールの整理をしました。そうしたら大量に出てきましたよ、婚活時代に出会い系サイト経由でもらったメールが！

なにを隠そう、私もかなりの出会い系ヘビーユーザーでありました。就職してから10年近く、付き合った男性の９割が出会い系サイトを介しての出会いだったのです。

その約10年間を振り返って確信できるのですが、出会い系サイトでパートナーを探す時に重要なのは、ウェブ上の限られたスペースでどれだけ自分をアピールできるか。第一印象で、どれだけ自分の魅力を伝えられるかだと思います。少し前の記事「出会い系サイトでお気に入りリストに入れてもらう必殺技！」にあったように、プロフィールはできるだけきっちり書きましょう。

その次に重要なのがメールなのです。メールのやり取りなしには、本当の出会いはやってきません。

この古い出会い系メールを読み返して気付いたのですが、返信していないメールには、いくつか共通のポイントがありました。













一通目のメールに返信しなかった理由トップ５


１）　内容があまりにシンプル過ぎて、どう返事をしてよいのかわからない。

「あなたのプロファイルを見てメールしました。よろしくお願いします」

で、なにをどうよろしくしたらよいんでしょうか？　こういう人はプロフもスカスカ。これじゃ、お返事の書きようがありません。


２）　ろくに自己紹介もせず、いきなりフリーメールのアドレスか電話番号を送ってくる。

「興味があったら、こっちにメールか電話してください。xxxxxx＠xxxxx.com 090-xxxx-xxxx」

この内容でどう興味を持てとおっしゃるの？　自分は金使いたくないのに、こっちに金使わせようとはたいした根性でいらっしゃいますね。


３）　誤字脱字が多過ぎる。

「こんにちわ。◯◯県に住む35歳です。パソコン暦は20台のころから10年異状…」

いずれ、真剣な交際に発展するかもしれないということを考えると、ちょっと。やっぱり、ある程度の教養がある人でないとイヤです。


４）　どう見てもテンプレのコピペ。

「はじめまして。私は〇〇県に住む△△と言います。仕事は××士をしており、休日は普段のストレスから開放されるために…（以下、延々と800字ほど続く）」

こんなメールをいちいち毎回書いてるとは思えないし、それよりも、私のどこが気に入ったのか、全然書いてない！　絶対、同じメールをコピペしてたくさんの人に送ってますよね？　～そして返信せずに一ヶ月。ふたたび全く同じ文面のメールが届く。


５）　やたら馴れ馴れしい上に、妙に上から目線である。

「君のプロフ見たよ。かわいいね。俺、〇〇（有名企業名）に勤めてるんだ。仕事柄、すごく忙しいんだけど、時間があるときに会ってもいいよ。連絡して」

はっ？　そんなにお忙しそうなのに、まだろくに知らない私のためにお時間を作ってくださるんですか？　なんかムカついたので、結構です。（キッパリ）



これらの５つが主にメールの返信をしなかった理由です。それ以外には、メールは問題なかったけど、写真がタイプじゃなかったり自分の求める条件から明らかに外れていた人たちからのコンタクトでした。

１通目のメールは、本当に重要なものです。ここで切られたら、その相手とのご縁もそこで終わりです。

メールを書くのに、特別なルールやテクニックは必要ありません。非常識な内容にならず、相手との共通項を見つけだしてそこから話を広げるきっかけが作れればいいんじゃないでしょうか。

出会い系サイトで気に入ったお相手が見つかったら、まずはメールしてみてくださいね。



文／峰フジカ

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