性と愛の研究室 - きゃらめる民族

自分に対する脈のアリ・ナシは、一刻も早く知りたいもの。とりあえずデートに誘ってみると、そのリアクションから察することができるかもしれません。そこで今回は、10代から20代の独身女性500名に聞いたアンケートを参考に「遠回しに『デートは嫌』と伝えてるつもり…定番の断り文句」をご紹介します。

• 【１】「みんなも誘わない？」と二人きりを避ける

  「変な気を起こされると困るので、絶対に第三者を入れます」（20代女性）というように、好意どころか警戒心さえ抱いているため、誰かを道連れにしようとするパターンです。そこで引き下がらずに、みんなで出かけた先でいいところを見せれば、「大逆転」もあるかもしれません。

• 【２】「ゴメンしばらく忙しくて」と予定をはっきり言わない

  「デートする気はないけれど、そこまでピシャッとは言えないので…」（20代女性）というように、「いつまで無理なのか」を曖昧にすることで、角を立てずに「お断り」を示す人もいます。ひとまずリベンジに備えて「落ち着いたら教えて」と伝えておくのが賢明かもしれません。

• 【３】「またー、冗談でしょ？」とマジメに取り合わない

  「関係が崩れるのが嫌なので、そういう風に見られたくない」（10代女性）というように、友人のままでいたいので、はぐらかそうとするパターンです。真剣に伝えても無理だった場合は、時期尚早と判断し、ジワジワと友達以上の関係を目指していきましょう。

• 【４】「１時間しか無理」など、極端に短い時間を指定する

  「デートっぽくしたくないからです」（20代女性）というように、「用事を済ませる程度」の時間指定で脈ナシを表現することもあるようです。その短い時間で相手を楽しませれば、チャンス拡大も期待できるので、めげずにベストを尽くしましょう。

• 【５】「何で？」とそっけなく問い返す

  「何でか分かっているけど、ストレートに断るのは悪い気がします」（20代女性）というように、男性のプライドを傷つけないために、好意に気づかないフリをする人もいます。逆に「好きだから」と告白してもらいたくて、わざと聞いている可能性もあるので、真意を見極めましょう。

• 【６】「えー、でも…」などとやんわり尻込みする

  「もったいぶっているのではなく、イヤなんです」（20代女性）というように、その気はないことを言いよどむあまり、語尾がうやむやになるケースです。相手の女性が年下だったり、後輩だったりする場合は、「目上の自分」への遠慮があることを察したほうがいいかもしれません。

• 【７】「ほかの子を誘ってみては？」と他人を勧める

  「面倒だと思ったら、自分をターゲットから外すように仕向けます」（20代女性）というように、別の女性に目を向けさせて、関わりを断とうとするパターンです。その場で「君じゃなきゃダメ」とダメ押ししても、いい結果が出るとは限らないので、一旦は潔く身を引いたほうがいいでしょう。

• 【８】「その日は映画に行くので」と別の男性の影を匂わす

  「『ほかの人と会うのかな』と思わせておきたい」（10代女性）というように、親しい男性の存在をわざと想像させて、「諦め」を促す人もいます。真意を確認したければ、「それってデート？」とストレートに聞いてみてはいかがでしょうか。

• 【９】「お休みの日はゆっくり過ごしたい」と重要ではなさそうな予定を優先する

  「『その気があれば、疲れていても会いたいはず』って察しますよね」（20代女性）というように、「大切な相手ではない」と意思表示するために、あえて「どうでもいい用事」でやんわり断るケースです。しつこくしても逆効果なので、「じゃあまた元気なときにね」といったんリセットし、態勢を整えてから再アタックするのが賢明でしょう。

女性の態度から「今はその気がない」というニュアンスを察したら、心が動くまで地道にアプローチするしかないのかもしれません。（外山武史）


【調査概要】
期間：2014年9月9日から13日まで
対象：合計500名（10代、20代の独身女性）
地域：全国
方法：インターネット調査
Photo：All images by iStock
最終更新日：2016年1月26日（火）

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