性と愛の研究室 - きゃらめる民族

・第5位「真空ミキサー」

「3年前のクリスマスプレゼントでもらいました。2万円くらいするいいミキサーなのに、邪魔だから全然使わなくて、ケンカの原因になりました」

文章から推測するに、おそらく出品者と元カレは同棲していたのだろう。ミキサーが邪魔になるということは、そこまで大きな家ではなかったに違いない。……そんな妄想が膨らむ、切なすぎる一品。

・第4位「パワーストーン」

「中2病の元カレからもらいました」

“中2病” とは言いつつも、それを捨てられない女心に涙せずにはいられない。また、3000円とは元カレも、なかなかいいパワーストーンを購入したようだ。

・第3位「手作りのマスコット人形」

「別れた彼の車に手作りでつけてた。別れるときにひきちぎった。供養したい……」

大好きな彼のために作ったマスコットが、つぶらな瞳でこちらを見ていた。手作りだけに捨てるに捨てられない切なすぎる一品。

・第2位「婚約指輪」

「離婚しました」

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・第1位「2年前のラブソング（RAP）」

「オリジナルラブソング！　データをメールで送ります」

パソコン片手に会場をウロウロしていた出品者の彼。聞けば彼が元カノに捧げたオリジナルラブソング（RAP）を出品しているという。明るく振る舞っていた男性だが、その瞳にはうっすらと涙が流れていた……ような気がした。

・菊池美佳子先生も登場

会場となった、東京は渋谷のイベント企画スペース「ヒミツキチラボ」は異様な興奮に包まれており、元カレ元カノを思う “念” が辺りを支配しているかのようだった。また会場ではフリーマーケットだけではなく、恋愛相談なども開催しており、ロケットニュース24でも恋愛コラムを