性と愛の研究室 - きゃらめる民族

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• 【１】無責任な「大丈夫、なんとかなるって」

  

  「とりあえず『大丈夫』って言ってそう」（１０代女性）のように、真剣に励ましていないように思えるようです。「大丈夫」という言葉で励ますなら、「あれだけ頑張ってたから」など、大丈夫と言える根拠を添えるようにしましょう。

• 【２】他人と比較される「キミよりも大変な人がいるから」

  

  「自分より大変な人に申し訳ない」（２０代女性）のように、他人と比べられても元気が出ないという女の子もいます。他の人と比べる前に、女の子がいかに大変な思いをしているのか、話を聞いてあげた方が癒しに繋がるかもしれません。

• 【３】余計に泣きたくなる「まあ、泣くなって」

  

  「涙をこらえてるときに言わないで！」（１０代女性）のように、「泣くな」という慰めを聞いて、余計に辛い気持ちになり涙が出るという女の子もいます。女の子が涙をこらえているときは、やさしく見守るだけに留めておいた方がいいのかもしれません。

• 【４】頑張っているのに「もっと頑張れ！」

  

  「これ以上、どう頑張れと？」（２０代女性）のように、すでに頑張っている女の子は、努力不足と非難されているように聞こえるようです。「頑張れ」と応援するよりも、「あと少しだよ」など、頑張りが報われるイメージが湧く言葉を選びましょう。

• 【５】相談相手を間違えたと後悔する「テキトーにやればいいよ」

  

  「違う人に聞けばよかったと思う」（２０代女性）のように、他人事のような励ましを聞いて、相談相手を間違えたと後悔した女の子もいるようです。安易なアドバイスよりも、女の子の悩みに真剣に耳を傾け、共感してあげるだけでいいのかもしれません。

• 【６】先が見えなくて辛いときの「次があるよ」

  

  「目の前が真っ暗なのに、次とか言われても…」（２０代女性）のように、失敗直後に「次がある」と言われても、励まされた気分にならない女の子もいます。「よく頑張ったね。少し休んだらどう？」など、頑張りをたたえつつ、一時的に苦労から解放されていることに目を向けさせた方がいいのかもしれません。

• 【７】気にかけてくれなかったことに凹む「誰も見てなかったから大丈夫」

  

  「誰も見てくれてなかったんだ…」（１０代女性）のように、「失敗したところを見ていないから」という慰めに落ち込んでしまう女の子もいるようです。「応援してたけど、残念だったね」など、見守っていたことをアピールした方がいいでしょう。

• 【８】大好きだった彼を否定する「最低な男。別れて正解だよ」

  

  「別れたとはいえ、元彼を否定されたら腹が立つ！」（２０代女性）のように、別れた男性を悪者に仕立てる励まし方にイラッとする女の子もいます。まずは、別れたことに対して「残念だったね」と共感した方が、女の子に心を開いてもらいやすいかもしれません。

• 【９】女の子の苦労を理解する気がない「みんなも同じように苦労してんだよ」

  

  「私の苦労も知らないクセに！」（２０代女性）のように、みんなと同じにされて反感を覚える女の子もいるようです。女の子がどれほど大変な思いをしているのか、まずは話を聞くことを優先し、気持ちを理解してあげた方がいいでしょう。

他にはどんな「女の子を落ち込ませる危険性のある『励ましのメッセージ』」があると思いますか？　ご意見をお待ちしております。（外山武史）
Photo：All images by iStock

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