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アラフォー+はネット婚活に向かないかも?



新たな出会いに胸膨らむ春。

ですが、ふと気付けば自分の回りにはいつもの顔ぶれしかいません。新しい出会いなんて自分にはないし、いっそのこと婚活サイトにでも登録してみようかな。そんな気分にもなりますね。

ネットならいろんな人との出会いがあるから、自分好みの若い女性やカワイイ年下君と電撃結婚なんてあるかも?

まあ、あるかもしれませんが、あまり期待しないほうがいいかもしれません。










【ネット婚活でステキな相手と短期間で結婚できた? それはある意味奇跡】


アラサーくらいまでで、できるだけ早く結婚したいとは思っていないのなら、ネット婚活でゆっくり相手を探すのもありでしょう。

ネット婚活のいいところは、自分の生活圏では出会えなかったタイプの人とマッチングできるところです。いろいろな人が登録しているので、検索をかけて自分の条件にあった人にアプローチができます。





しかし、選択肢が多いからといって、それが必ずしも自分がターゲットとする相手とのマッチングに繋がるかといえば、そうでもありません。何度、「これだ!」と思う相手にアプローチしてみても、スルーされたり丁寧なお断りメールをもらったりすることは日常茶飯事。かといって、自分にアプローチしてくる相手は「勘弁して・・・」と言いたくなるような人や自分にとってまったく魅力を感じない人ばかりだったりするのです。


稀に、「これはイケるかも!」と思ってメールの交換をしても盛り上がらなかったり、意を決して会ってみたら「違うな~」感がありありだったり。うまくいってるかもと思っていたら、ある日突然、音信不通にされたり。


そんなことが続くと、ネット婚活の相手にかけた、私の貴重な時間を返してよとも言いたくなります。アラフォー+になれば、焦る気持ちもさらに大きくなるというものです。



【R40+ ネット婚活に依存するのはやめよう】


婚活サイトだと、自分の中身を見てもらう前に、年齢や年収などのデータだけで足切りされてしまうことが多々あります。

例えば、ある40歳の女性。実際は実年齢よりもかなり若く見えるし、かわいらしいのに、「40歳」であるので「39歳まで」の検索結果に漏れ、それだけ出会いの数は減ります。

それであれば、条件ありきのネットよりもほかの方法で婚活に励んだほうが、満足のいく出会いに繋がる確率が高くなるような気がします。合コンなりお見合いパーティなり、まず直接顔を合わせてから相手のことを知っていく状況であれば、先に容姿や雰囲気、人間性に惹かれてから条件的なことを確認する形になると思います。そうなれば、相手の年齢や年収が自分の希望する条件と違っていても、ある程度融通をきかせられるのではないでしょうか。


オススメは、やはり趣味のサークルや習い事に参加すること。




ただの婚活だと、うまくいかなくなったり疲れたりでやめた時に、あまり残るものがありません。しかし、趣味のサークルだったら少なくとも参加している間は楽しめますし、結婚相手が見つからなくても友達のひとりやふたりできるかもしれません。そこから別の出会いが生まれるかもしれませんし。

習い事であれば、確実に何かが身につきます。婚活サイトに払っている月会費を、代わりに習い事の月謝に回したほうがいいかもしれません。いずれにしても、自分がターゲットとする層の人がいそうなところを狙うと効果が上がるでしょう。


ただし、これらに参加しても目をギラギラさせて異性を狙ってはいけません。あくまでもメインは趣味や習い事。雑談で結婚に関連した話が出たりしたら、「独身なんですよ~。いい人がいればとは思ってるんですけど」と言っておく。控えめに、です。



もちろん、婚活サイトを完全にストップする必要はないですが、オマケ程度に考えておくほうがよいです。良い人が見つかればめっけもの、くらいに考えておくのがよいかと。


どちらにしても、鼻息荒くせずに、楽しみながら婚活しましょう。




文/峰フジカ

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