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【メイド喫茶オーナー】秋葉原JKリフレ摘発でいろいろ考えた



メイド喫茶元オーナーの【女の子のそこのところ】第224回

最近、ニュースになりましたが、秋葉原を中心に人気になっていた
JKリフレなるマッサージ店17店舗が、労働基準法違反で検挙、
そこで働いていた女子校生らが保護されたそうです。
この業態、JK、つまり、女子校生が個室でお客さんにマッサージをしたり、追加料金で添い寝したり、一緒に散歩したりするサービス内容で、
ニュースによると、警察は「児童買春につながる恐れもあり、
「少年の健全育成上、問題だ」「客に性的興奮を与える有害な業務」と判断、
これを取り締まることとなったらしい。
へええ、世の中、こんなことになってたのかあ。










■うちは風俗じゃありません

僕が、中野ブロードウェイで、メイド喫茶を営業していた頃、
近くに、「メイドIN中野」というヘルス店があり、
たまに、その店と勘違いしてくるヒトがいましたね。
「あれえ、なんか見たとこ、ヘルスやないやないの」
「うち、ちゃいまんねん。それ、別の店でっしゃろ」
「またまた、とぼけよってからに。あ、そか、別んところに、
連れ出すシステムなんか?わいは、サツちゃうから大丈夫やて。
なんか、えろうベッピンさんぞろいやなあ、うひひひ」
「ちゃうって、うちはエッチなしやから」
と説明しなくてはならずに、結構大変だったことがありました。
で、説明して、やっとわかってもらうと、
「なんや、エッチなしかいな。あほらし」とかなんとか言って、
帰っていった。
メイドIN中野は、れっきとした風俗営業許可をもらっているお店。
入ったことないので、どういう営業をやっているのか知りませんけどね。
なんでも、女の子が、メイドとか萌え系のコスプレをして、
あんなことやこんなことをしてくれるって話です。
僕は行ったことないけど。


■風俗店より非風俗店の方がお上は厳しい

しかし、これは、僕の単なる思い込みかもしれないけど、
「メイドIN中野」のように、風俗営業許可を取って、
堂々と、「あっしら風俗営業してますよ」という店よりも、
うちらみたいに「あっしらは風俗店ではありませんから、女の子のお触りとかやってませんからあ」という店の方が、
お上(警察)の目は厳しかったりするんですね。
「おまあら、お上の許しもなく、なんかいかがわしい商売を
こそこそやってるんじゃあるまいなあ」というような目ね。
もちろん、そんなことはやってませんでしたけど。
でも、お上ってのは、そういう疑いの目で見てくるもんです。
また、当時は、メイドブームに乗って、雨後のたけのこの如く、
いろいろなメイド喫茶ができてたから、中には、そういう
「濃厚サービス」をやってる店もあったり、
単なるピンキャバなんだけど、ホステスにメイド服を着せて、
なんちゃってメイド喫茶に化けているような店があったことも事実。
前出の客のように、そういう面の期待も込めて、来店してくる客も結構いました。
「ここは、そのう、そういうサービスはないんですか?」
なんてね、聞かれたりして。
僕の店だって、僕が生真面目に「正統派メイド喫茶」という路線を堅持していたから、そういうことにはならなかったけど、
なんかもっと、金に転ぶとか、欲が出てれば、もっと「濃厚サービス」とか採り入れていたかもしれんですよ。
だから、お上が厳しい目を向ける、というのもわからんでもない。


■お上の逆鱗ポイント

で、今回のJKリフレの件なんですが、
お上の逆鱗に触れたのは、
①リフレクソロジーという、本来、
健全であるべき業態(まあ、実際はいろいろあるけど)を
使っていた、という点。
②JK、つまり、高校生、つまり、警察的に言うと、児童。
を謳い文句にしていた点。
の2点にあるんだな。
風俗店のように、「あっしら、風俗店です。はい、いかがわしい商売でございます」というように、
最初っからゲロってしまっていれば、お上も、そんなに目くじらは立てない。
それを、別業態に見せかけて、しかも、若いねえちゃんを使うなどとは、
けしからんぜよ!と、まあ、こういうことなんだな。
まあ、確かに。
個室で、女の子とふたりっきりで、ベッドで添い寝とか、
抱きしめサービスとか、もうちょっと行っちゃえば、
お上の言うように、「児童買春」へ発展する気配はあるわなあ。
いや、さっきの「なんちゃってメイド喫茶」の例からもわかるとおり、
いや、そこまで!そういう「性的行為」はなし。
ただ、添い寝して、おしゃべりするだけ!
というルールを守っている店が大半だとしても、
もう最初から、「性的当然、その代わりチップもらうぜよ」と
売春目的の店が、隠れ蓑に使う可能性大だし、まあ、実際に
そういう店もあったんじゃないか、と思う訳です。


■青少年の健全な育成、とは

しかし、ニュースとかテレビのリポとか見る限りでは、
秋葉原に集まる、健全な?青少年は、そういうことに発展する気配もなく。
「さびしかったから、添い寝してもらいたかっただけ」とか
「若い女の子とおしゃべりしたかった」とか、まあ、羊の如く、おとなしい感じ。
ただし、「JK、それも16歳以下じゃなきゃいやだ」
「18歳じゃあ、もうババア、だからダメ!」とか、
その辺のところは頑として譲らなかったりする。
どこまで、草食化、ロリコン化が進んでいるのだろう。
ううむ。ここで、警察の言い分を思い出した。
「少年の健全育成化のため」
「青少年の健全育成」のためには、こういうヘタレ向きの
半端な店は潰して、
ウミセンヤマセンの風俗嬢がいる正規の風俗店に行け!ということかいな。
ほんまかいな、そうかいな。



ライター:ヒロN
コラムニスト。コピーライター。プランナー。1958年生まれ。2005年から2008年 までメイド喫茶を経営。その経験を活かし、エッセイ「女の子の取扱い説明書」で作家デビュー。主な著書「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」「メイド喫茶元オーナーが教える女の子の取り扱い講座」「男 のダイエット」「脱力系シニアライフのすすめ。」震災、災害時のサバイバル法「ヒロN式サバイバル読本・耐災力」「女の子の取扱い講座」「ヒロN式日本昔話」小説「一休さんと野盗弥太」「僕らの町は」「きょうこさんのブス」「哲人探偵 草倉哲二」「哲人探偵 草倉哲二2ドロシー危機一髪」「犬たちの生活」など発売中。




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