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セックスの適正回数って月何回ぐらい?


セックスの適正回数って考えたことある?

姫始めも終わって、「さあ今年もセックスするぞ~」と意気込んでいる諸君。セックスの適正回数についてちょっと考えてみないか。

週一?いや月一?諸説ある回数の算出方法から、ちょっと怖いセックスレスの影響について考察してみた。さあ、今年もセックスに励もう~









■セックスレスは死を招く?

現在、セックスレスの夫婦は約40%前後にもなると言われており、セックスレスは異常なことではなく、むしろ自然のなり行き、と感じるカップルも多いようだ。まあ二人の間のことは二人にしか分からないのでいいとして、男性にとって射精をしない、ということがどれほどリスクが高いことなのかご存知だろうか。一般的に男性の体は射精をすると、脳から前立腺と精巣に「新しい精子を作れ」という命令が飛ぶ。これを受けて睾丸が精子を作り始めるのだが、射精をしなければこれらの機能は錆び付いて行くと言われている。さらに性欲も減退、最終的には勃起不全にもつながっていく。また風邪を引きやすくなったり、脳の老化も早く進みボケやすくなるなど、セックスレスはロクなことがない。



■セックスの適正回数(ちょっと多めの説)

そもそもセックスレスっていうけど、どのくらいしないとレスっていうのだろうか?日本性科学学会が1994年に定義したところによると、「セックスレスとは、特別な事情がないにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいはセクシュアル・コンタクトが1ヶ月以上ないこと」を指す、とある。ただ、20代のカップルと50代のそれとでは、当然回数が違ってしかるべきだろう。そこでセックスの適正回数を割り出してみる。

「年代に9を掛けた回数が通常っていいますね、なので
 20代なら、20*9=18で、10日に8回(月に24回)
 30代なら、30*9=27で、20日に7回(月に10回)
 40代なら、40*9=36で、30日に6回(月に6回)
 50代なら、50*9=45で、40日に5回(月に3回)
 60代なら、60*9=54で、50日に4回(月に2回)
となります」

一ヶ月以上なかったらセックスレス?って思った方もいるだろうが、目安は40代でも月6回、つまり週1回以上はしている計算になる。あれ?じゃあうちらはとっくにレス状態か??



■セックスの適正回数(少なめの説)

適正回数については諸説ある。ある医師によると

「40代なら4、50代なら5、というように年代を一桁の数字で表し、それを2乗した数を性行為の間隔日数とするといい。つまり
 20代なら、2*2=4で、4日ごとに1回(月に7回)
 30代なら、3*3=9で、9日ごとに1回(月に3回)
 40代なら、4*4=16で、16日ごとに1回(月に2回)
 50代なら、5*5=25で、25日ごとに1回(月に1回)
 60代なら、6*6=36で、36日ごとに1回(月に1回程度)
となる。」

こうみると回数の幅に差があるが(40代だと、月に2~6回)、いずれにしてもどの年代でも、月に1回以上はセックスをしている。一ヶ月以上性行為がなかった場合をセックスレスと定義するのも、あながち間違ってはいないのだろう。ある統計によると、45歳を過ぎたあたりからセックスは「月に1回以下」の人が増え始め、50歳ではほぼ4人に1人がそうだという。そして、55歳からは「セックス無し」の人が多くなり、80歳では6割の男性が性行為を放棄しているとのことだ。

回数については、パートナーとの問題もあるので一概には言えないが、自分の回数と照らしあわせてみて、ボケないで明るい老後を過ごす意味でもセックスの回数について、もう一度考えるきっかけになれば幸いだ。

今後も「セックスにもう一つのコミュニケーションを」、を合言葉にセックスライフに役立つ、プラスアルファの知識を提供していきます。

編著:青木サカン  ※TwitterFacebookはじめました。
セックスコミュニケーター、オナニー研究家、官能小説家。大学卒業後、しばらくサラリーマン生活を続けた後、念願の起業。しかし長くは続かず挫折。借金はなかったもの引きこもりがちになり、ネットに没頭するなかでリサーチ力と表現力を開花させる。電子書籍サイト「ヨミーバ」にて、「男の知らない女のセックス19の心理」「まだ男の知らない女のセックス19の心理」「血液型によるセックスのやり方」を販売中

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