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腹筋でイク女たち-運動誘発型オーガズム-とは


■セックス以外のオーガズム

最近身体がなまっているので運動をしようとジムに行きだしたのですが、ちょっと激しく運動しただけで持病の喘息が出てしまい困ってしまいました・・・。

これと同じように運動誘発型の身体の変調はけっこうあるようで、よく聞くところでは不整脈・蕁麻疹なども起こり得るとのこと。


そして女性に限っては運動誘発型のオーガズムなんてものまであるんだそうです・・・!









アメリカのインディアナ大学デビー・ハーベニック博士によると


「女性はセックスや好きな人のことを思っていないにも関わらずオーガズムを感じることがある」


という発表をしたそうです。



▲デビー・ハーベニック博士



運動誘発型オーガズムは1953年に発表された事例で、当時はそれほど詳しい研究はなされていませんでした。今ほど性科学に熱心でなかったことも一因かもしれません。


博士と研究チームは世界で初めての大規模調査として、18~63歳の数百人の女性を対象にインターネット調査。するとおよそ半数以上が「運動中にオーガズムを感じたことがある」に「イエス」と答えたそうです。

また一度の運動で10回以上のオーガズムを感じた女性もいるとのことで、運動誘発型オーガズムは研究に足るものだと確信したようです。






さらに詳しく調べると運動ごとにオーガズム誘発率の違いがあることが判明しました。博士によれば


腹筋運動:51.4パーセント
重量挙げ:26.5パーセント
ヨガ運動:20%
サイクリング:15.8パーセント
ランニング:13.2パーセント
ハイキングウォーキング:9.6%


力を込めて踏ん張ったり、呼吸を止めるなどする運動ほど誘発されやすいということがわかります。

特に腹筋運動は圧倒的に誘発されやすいようで、博士は「コアガズム」と命名したようです。



▲腹筋コアガズム


博士は「運動誘発型オーガズムのメカニズムの解明は今後の研究による」としていて、詳しいことについてはまだわかっていません。

博士はこうまとめています。


「運動は健康のためだけでなく、女性の性生活の向上にも役立つものであることは明らかです」






まったくの素人意見ですが、運動により血流がよくなることがひとつの理由かも、なんて思いました。男性の場合は身体の外に性器がありますが、身体の内、よりコアマッスルに近い部分に性器がある女性は下腹部に力を入れた時に血がめぐり充血しやすいのかも?と思ったり。


いずれにしても女性にとって適度な運動は汗をかいて気持ちいい!だけじゃなく、性的にも気持ちいいものだということ。なんか男としてはちょっとだけ羨ましい気がしないでもないですね。




文・編集/麹町敏郎
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