性と愛の研究室 - きゃらめる民族

交際中の女性に郷里の名物を買って、帰省先から戻る人も多いでしょう。でも、「よそにはないだろう！」と選んだ自慢の品に満足しているのは、自分だけかもしれません。そこで今回は、10代から30代の独身女性184名に聞いたアンケートを参考に「『毎回コレをくれるけど、実はうれしくない…』と彼女をガッカリさせている地元土産」をご紹介します。

• 【１】一度や二度ならおもしろい「地域限定味のスナック菓子」

  「３回続くと、もはや驚きも感動もない」（20代女性）など、インパクトが売りの商品が効果を発揮するのは、最初だけのようです。「前も喜んでくれたから」と手を抜かずに、彼女の反応をよく観察して、お愛想なのか本心なのかを見極める必要があるでしょう。

• 【２】活用しようにも限度がある「ご当地キーホルダー」

  「いまどきスマホにぶら下げろと？」（10代女性）というように、たくさんあっても困るだけのアイテムは考えものです。彼女がコレクターなら話は別ですが、「翌日にはガラクタ入れの中」（20代女性）など、趣味に合わない場合はぞんざいに扱われる可能性が高そうです。

• 【３】湯けむり漂う街ならどこにでもありそうな「温泉饅頭」

  「私の地元で売ってるのとほぼ同じ…」（20代女性）というように、「その土地ならでは」の要素が少ないと、あまり感激されないかもしれません。また、「一人で32個入りはキツい！」（30代女性）など、物によっては数量にも気を配りましょう。

• 【４】部屋にあるとちょっと恥ずかしい「一升瓶の地酒」

  「重いのに持ち帰ってくれてありがたいけど、注ぐのも大変」（30代女性）など、内容ではなく、大きさや形状に戸惑うケースもあるようです。パッケージのかわいらしさを重視する女性は多いので、見た目の美しさも購入条件に加えるといいでしょう。

• 【５】最初はたしかに目を引かれた「ゆるキャラグッズ」

  「ほかとの違いは目印だけかも」（10代女性）というように、流行りのキャラクターで差別化を図っている製品は、話のネタに一度だけあげるくらいが妥当かもしれません。たとえ彼女がそのキャラクターのファンだとしても、同じ商品は避けたほうが気が利くと思われるでしょう。

• 【６】ツウでなければおいしさがよくわからない「そばセット」

  「立ち食いの味と変わらなくない？」（20代女性）など、現地で食べるならまだしも、自分で茹であげるお土産のそばは、特徴を感知するのが難しいようです。「なんなら家族と分けて」などと言い添えて、次はもっと女子向けの物を選ぶようにしましょう。

• 【７】帰省のたびにくれても消費が追いつかない「調味料」

  「去年のラー油も未開封…」（20代女性）というように、もともと少しずつしか減らない物を頻繁にあげると、在庫が溜まって、逆に迷惑がられるかもしれません。「期限が切れてやっと捨てられた！」（30代女性）など、悲しい結末を逃れるためにも自粛したほうがよさそうです。

• 【８】こちらの料理の手腕が問われる「地元食材」

  「素材を生かすも殺すも私次第だと思うと、気が重い」（30代女性）など、自慢の農水産物も、人によっては重荷を負わせてしまうようです。ただし、彼女が好奇心旺盛なタイプなら、未知の材料に興味を示す可能性もあるので、挑戦してみてもいいかもしれません。

• 【９】おいしいがゆえに自信をなくす「お母さまの手作り保存食」

  「なにか重大なメッセージが含まれてる…？」（20代女性）というように、自分にとっては身近な「おふくろの味」が、彼女に妙なプレッシャーを与えてしまうこともあります。家族ぐるみのお付き合いでないなら、避けたほうが無難でしょう。

「これがイチ押し！」と決め打ちすると、相手の浮かない表情に気づきにくくなるかもしれません。もらう側の気持ちを優先すれば、彼女好みの地元土産を見つけられそうです。（安藤美穂）


【調査概要】
期間：2013年10月13日（日）から10月20日（日）まで
対象：合計184名（10代、20代、30代の独身女性）
地域：全国
方法：インターネット調査
最終更新日：2016年3月10日（木）

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