性と愛の研究室 - きゃらめる民族

男性目線のアドバイスがほしくて、男友達に恋の悩みを打ち明けるのはよくあること。でも、貴重な意見がもらえるからといって度を越えた相談を持ち掛けると、「勘弁しろよ…」と迷惑がられてしまうかもしません。そこで今回は、10代から20代の独身男性406名に聞いたアンケートを参考に「聞きたくなかった…男友達をドン引きさせる恋愛相談」をご紹介します。

• 【１】浮気がバレたけど謝りたくない！など、本人に非がある相談

  「『それはお前が悪い』と正直に言ったら逆ギレされた。なんか解せない！」（20代男性）というように、明らかに自分に落ち度がある状況だと、友達とはいえ味方してもらうのは難しそうです。話だけでも聞いてもらいたいなら、否定的な助言でも素直に聞き入れる姿勢を見せましょう。

• 【２】胸の大きさや顔立ちなど、見た目の特徴にまつわる相談

  「ダメ出ししたら角が立つし、かといって男目線で褒めるのもいやらしいし…」（20代男性）というように、容姿の問題を尋ねると、答えにくい…と戸惑わせてしまうようです。髪型や服装など、自由に変えられる部分についてなら、気軽に助言してもらえるでしょう。

• 【３】サークルや職場での三角関係など、友人が複雑に絡んでいる相談

  「仲間内のドロドロな恋愛模様なんて知りたくない！こっちまで居づらくなって困る！」（10代男性）というように、泥沼恋愛に知人が関わっていると聞かされて、拒否反応を示す男性は多いようです。無理に相談しても、当たり障りのない意見しか得られないでしょう。

• 【４】仲を取り持ってほしい！など、図々しいお願いを前提とした相談

  「アドバイスを求めるだけならまだしも、俺まで巻き込むのはやめろ！と言いたい」（10代男性）というように、頼る気まんまんで話を振るのも、疎ましく思われるでしょう。「感想だけでも聞かせて」などと下手に出たほうが、かえって親身になってもらえそうです。

• 【５】どんな下着を着けて行けばいいか？など、セクシャルな相談

  「エッチが絡む話はちょっと…。人それぞれ好みも違うだろうし…」（20代男性）というように、性的な相談も慎んだほうがよさそうです。もし回答してもらえたとしても、実践的な解決策として使える可能性は低いでしょう。

• 【６】二股を安全に続けるには？など、道徳的にどうかと思われる相談

  「本人にまともな恋愛をする気がないなら、『好きにすれば？』としか言えない」（10代男性）というように、目指す方向を誤ると、見放されてしまうおそれがあります。信頼している友人にすらさじを投げられるような恋愛観は、見直したほうがいいかもしれません。

• 【７】妻子ある男性と結婚したい…など、不倫の相談

  「恋愛経験が少ない俺に、そんな大人な話をされても…」（20代男性）というように、厄介な事情を告白して、尻込みされるケースです。とはいえ、経験豊富そうだからと適当な友人に当たるより、心を許せる相手に話したほうが気持ちは安らぎそうです。

• 【８】脅迫やストーカー被害など、深刻すぎて手に負えない相談

  「重すぎる悩みだと、力になりたくても能力的に無理かも」（10代男性）というように、一筋縄ではいかない問題だと、お手上げだと思われてしまうようです。困っている現状を誰かに話しておくのは重要ですが、有効な対応策は期待しないほうがいいでしょう。

• 【９】妊娠したかも…など、明らかに話す相手を間違っている相談

  「絶句！頭が真っ白になった…」（20代男性）というように、いくら親しくても、男友達にはしないほうがいい告白もあるようです。悩みの内容に見合った相談相手を選んで、いち早くパニックから抜け出せば、無駄にクヨクヨせずに済むでしょう。

友達でしょ？と甘えても、つねに親身になってもらえるとは限らないようです。友情を保つためにも、アイデアを出すよう無理に迫ったり、厄介事に巻き込むようなことは控えたいものです。（安藤美穂）


【調査概要】
期間：2015年1月8日から15日まで
対象：合計406名（10代、20代の独身男性）
地域：全国
方法：インターネット調査
Photo：All images by iStock
最終更新日：2016年1月27日（水）

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