性と愛の研究室 - きゃらめる民族

恋愛で起こる些細なことから大きなダメージを受けてしまう男性は意外と多いもの。悪気はなくても、何気ない発言で傷つけてしまう可能性を常に念頭に置いたほうがいいかもしれません。そこで今回は、10代から20代の独身男性175名に聞いたアンケートを参考に「実は男子を傷つける？キス直後のリアクション」をご紹介します。

• 【１】「もしかしてはじめて？」と暗に未熟だとほのめかす

  「結構ショック。そんなにダメだった？と聞きたくても聞けません」（20代男性）というように、ファーストキスかと確かめることで、「自分のキスが下手だったのではないか」と心配させてしまうパターンです。もし自分もファーストキスで、「お互い最初の相手なら素敵だね」と言いたいのなら、「私、はじめてで…」と伝えてみて、相手の告白を待ちましょう。

• 【２】「唇がガサガサだよ」と心配する

  「荒れてて嫌だったってこと!?とガックリしました」（10代男性）というように、唇の荒れを指摘すると、心配から出た言葉でもただのクレームに聞こえてしまうようです。「ヒゲ、じょりじょりするね」などのコメントも、同じ理由で避けたほうがよさそうです。

• 【３】「キス上手だね」と誰かと比べる

  「どうしても元カレの存在を意識してしまう…」（20代男性）というように、キスをストレートに褒めても「誰と比べて？」と勘繰られることがあるようです。ステキなキスだったのなら、誤解のないよう「すごくステキ」と心からの感想だけを伝えましょう。

• 【４】「お昼、カレーだったでしょ」と口臭を指摘する

  「恥ずかしすぎる。歯磨きすればよかったと後悔…」（10代男性）というように、口に残った食べ物のにおいについて言及すると、「臭い！」とダメ出ししたように受け取られるおそれがあります。ガムやタブレットを渡すのも「どういう意味？」と勘繰られるもとになるので、男性の気持ちを考えるなら、やめたほうがいいでしょう。

• 【５】「舌入れていいのに」と残念がる

  「刺激が強すぎます」（10代男性）というように、「もっとすごいことをしてほしい」と求めるかのような発言は、男性を驚かせてしまうかもしれません。経験値の高さを示すようなものなので、女性の口からは言わないのが無難でしょう。

• 【６】「鼻息すごいよー」と無邪気に笑う

  「ガッついてるみたいじゃん。自分がカッコ悪すぎ」（20代男性）というように、気恥ずかしさからウケを狙ったのだとしても、この手のツッコミには男性に恥をかかせる効果しかないようです。ムードを壊さないためにも、安易に笑いを誘うのはやめておきましょう。

• 【７】「なんか安心する」とドキドキ感のなさをにおわす

  「微妙だなー。それでいいのか？」（20代男性）というように、長年付き合った相手でもないかぎり、「ホッとする」よりも「ドキドキする」という感想のほうが歓迎されるようです。たとえ本当に安らぎを感じたのだとしても、この感想は、もう少し交際が安定するまでとっておいたほうがいいかもしれません。

• 【８】「それでさー」と何もなかったように話を続ける

  「え？なんにもなし？って感じです（苦笑）」（20代男性）というように、キスなどしなかったかのような自然すぎる態度は、男性に肩透かしを食わせることになりそうです。照れ隠しのための言動なら、いっそ素直に「なんか照れるね」と言ってしまったほうが、かわいらしい印象を与えるでしょう。

• 【９】「イメージと違った」と気になる感想を述べる

  「がっかりさせちゃったのかな…と不安になります」（10代男性）というように、真意を測りかねるコメントは、男性にいらぬ心配をさせてしまいそうです。「イメージと違った『けど、ステキだった』」など、どんな感想を言うにせよ肯定的な言葉で締めくくるよう心がけましょう。

キスに関する感想は、わずかな疑惑のタネがあるだけで男性を傷つけてしまうようです。ストレートすぎるくらい明快な褒め言葉で、安心させてあげましょう。（小倉志郎）


【調査概要】
期間：2014年9月9日から16日まで
対象：合計175名（10代、20代の独身男性）
地域：全国
方法：インターネット調査
Photo：All images by iStock
最終更新日：2015年8月6日（木）

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